原料となるトウモロコシなどの穀物を粉砕機で細かくします。
その後ふるい機にかけ、粗い物は再度粉砕機にかけます。
最終的に粉が均一になるように仕上げます。
砕いたトウモロコシは複数段のパイプを経由させながら蒸煮・糖化を行います。
砕いたトウモロコシを下段のパイプの中で加圧蒸煮、その後圧力開放し、上段のパイプを利用して冷却し、麦芽を加えて糖化します。
糖化を終えた後に微生物の酵母を加え、発酵をさせてアルコール度数約10%の発酵もろみをつくります。
発酵もろみを連続式蒸溜機で蒸溜します。塔に送られたもろみは蒸気で加熱され、最終的に無色透明のグレーンウイスキーに仕上がります。使用する塔の数によってタイプの違う3種類のウイスキー原酒をつくり分けています。知多蒸溜所には貯蔵の設備が無いため、その後原酒はサントリーの貯蔵庫へ出荷され貯蔵されます。
製造設備の運転、点検、工程管理などを担当し、5年後、10年後を見据えたウイスキー原酒の需給計画に基づき、24時間体制で生産を行っています。
製造中間製品や出荷製品の分析・官能検査を通じて、品質保証業務全般を担当し、製品品質の安定化や品質向上を目指して活動しています。
設備保全、工程改善、設備更新、メンテナンスなどを担当し、工事会社様と連携しながら、品質向上・安定品質・安定生産を支えています。
総務、人事、経理などを担当し、生産・工務のメンバーが高いパフォーマンスを発揮できるよう支援しています。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定に基づき、維持管理に関する情報を公開します。
※工場見学やウイスキー等の販売は行っておりません。一般のお客様のご入場はできませんのでご了承ください。