OUR STORY
小さな蒸溜所のスリリングな冒険
幼馴染みのサムとフェアファックスは、いつか一緒に大きな事業をはじめようと子どものころから夢を語り合っていました。サムがアメリカで仕事をしていた2002年から2004年頃クラフトビールの大流行を目の当たりにし、自分たちも品質にこだわった「本物」をつくりたい、ジンの本場、故郷イギリスのロンドンで本格的なジンを復活させようと思い、フェアファックスと共に事業化に向けて動き出しました。しかしロンドンでは1820年以降新しいジンの蒸溜所建設は行われておらず、ライセンスの取得は困難を極めました。政府を説得するため2年間という歳月が費やされたのち、ついに2008年にジン蒸溜免許を取得。2009年から、ロンドン市内でジンづくりをはじめました。そしてサムとフェアファックスはロンドンにある5つ星ホテルをまわり、自らジンづくりの信念やこだわりについて語り、彼らの情熱が詰まったロンドンドライジンを紹介していきました。「SIPSMITH」という名前は、「味わいを感じながら飲む」という“SIP”に、「熟練した技術を持つ職人」という意味を持つ“SMITH”を合わせた造語で、情熱と技術で最高のものづくりを目指すブランドであることを表しています。