Laurent-Perrier
CUVÉE ROSÉ BRUT
ローラン・ペリエ ロゼ
ローラン・ペリエ ロゼは、その歴史、造り方、さらにボトルの形状まで、他のロゼシャンパンとは一線を画す特徴を持つシャンパンです。このシャンパンが生まれた1968年当時、ノン ヴィンテージのロゼシャンパンを造るという事は、想像できませんでした。そのような時代の中でも、ベルナール ドゥ ノナンクールは「本当に美味しいロゼ」を造れば、必ずお客様に受けいれられると確信していました。「真のロゼ」、フレッシュで、たおやか、それでいて骨格を感じるロゼを造る事を目指したのでした。 また、ボトルにもこだわりました。「偉大なるキュベは、独特なボトルでサーブされるべき」という考えをベルナール ドゥ ノナンクールは持っていたからでした。アンリ4世の時代のボトルよりインスピレーションを得たエレガントな、しなやかな、独特なボトル。今日になってなお、このボトルは、斬新さかつモダンさを感じさせられます。ロゼシャンパンの本質、そして偉大なるシャンパンをサーブする方法まで考え抜いて世に出された逸品、それが、「ロゼシャンパンのあるべき姿」と評されるローラン・ペリエ・ロゼです。
ブレンド
ローラン・ペリエ ロゼには、グランクリュを中心とした畑の中から厳選されたピノ・ノワールのみが使用されます。ピノ・ノワールの名産地として名高いブージー、アンボネー、ルーボアを中心にトゥール・シュル・マルヌ南部、ヴェルズネー、ヴェルジまたマイィ北部のぶどうを使用。ローラン・ペリエは、この偉大なるロゼシャンパンの品質、一貫性を保つために、ぶどう栽培業者との強固な関係性を長年に渡り、築き上げてきました。これにより、ロゼにふさわしいぶどうを、厳しく選び抜く事ができます。最高の場所の、最高のぶどうにより、このロゼシャンパンは造られます。
醸造
フランスのワイン法ではスティルワインのロゼを醸すのに赤ワインと白ワインをブレンドする安易な方法を禁じています。 シャンパンにのみ、その方法が認められているのは、シャンパーニュ地方があまりにも北の生産地で技術的に安定したロゼを造ることが困難だからです。 ローラン・ペリエは、ロゼシャンパンの本質を考え抜き、敢えて困難な道を選びました。その道=マセラシオンこそ「真のロゼ」の造り方である、と考えたからです。 シャンパーニュ地方でこの方法を採択しているメゾンはごく一握りです。ロゼのためだけに厳選されたピノ・ノワールの畑、その中でも選りすぐりの場所より完熟したぶどうを選び抜きます。望むべき、もぎたてのベリーを思わせる果実のアロマ、サーモンピンクの美しい色合いが抽出できるまで、最大72時間マセラシオンを施します。ローラン・ペリエは、1968年以来このノウハウを長年に渡り進化させ続けています。それにより、このフレッシュかつ快活なシャンパンが生まれました。ローラン・ペリエ社がロゼの最高のメゾンのひとつとして広く知られる原動力となりました。750mlのボトルで最低4年の熟成、マグナムでは更に2年の熟成を経て、皆様に届けられます。
テイスティングノート
- 外観
- 豊かな泡立ちと輝きのあるエレガントなラズベリーからサーモンピンクの色合い。
- アロマ
- フレッシュさを基調とした繊細なアロマ。ストロベリー、木苺、ラズベリー、ブラックチェリーのような新鮮なベリー系果実が、まるで目の前にあるかのようなフレッシュな香りが感じられます。
- 味わい
- ローラン・ペリエ ロゼは、骨格とフレッシュさが組み合わさった快活な、バランスの取れたシャンパンです。口に含むと同時に凝縮したフルーツのフレーバー。徐々に新鮮なストロベリー、ラズベリーやチェリーの印象が広がり、それに続く余韻の長さと味わい深さは印象的です。
サービス
ローラン・ペリエ ロゼは、その類稀なフレッシュさにより、シャンパンのみを楽しむ場合だけでなく、様々な特徴の料理、シーンとの見事なマリアージュが楽しめます。たおやかな、軽やかな、新鮮な果実の香り、味わいは、アペリティフとして最適です。リッチなアロマ、様々な食事とのマリアージュを楽しむための最適サービス温度は、8℃〜10℃。赤スグリを乗せたフォアグラのカナッペ、パタ ネグラ産の最高級生ハム、サーモンのマリネ、ホロホロ鶏の蒸し煮など幅広い料理と最高のハーモニーを奏でます。ソフトかつクリーミーなチーズ、例えばシャンパーニュ地方産のシャウルス、ラングルとの相性は抜群。もちろんそのアロマより想像できる様に、ベリー系果実のフルーツを使用したデザートとも良く合います。また、スパイシーなエスニック料理とローラン・ペリエ ロゼを合わせれば新たな発見がある事でしょう。