サントリー ワイン スクエア

Lineup

Laurent-Perrier
ALEXANDRA ROSÉ

ローラン・ペリエ アレクサンドラ ロゼ

アレクサンドラ ロゼの商品写真

ローラン・ペリエが造るプレステージヴィンテージロゼは、他に類の見ない独創的なシャンパンであり、そのシャンパン造りへの革新的かつ途方もなく丹念なアプローチの産物です。また、同時にメゾンの情熱、崇高なフィロソフィー、そして卓越性を示すものでもあります。メゾンの独創的なラインナップの中でも、一際ユニークなシャンパンです。シャンパン造りへの飽くなき情熱と同時に親子の愛情により産み出されたシャンパン。

ベルナール ドゥ ノナンクール氏は、現当主であり長女アレクサンドラの結婚(1987年)を機に彼女の名を冠する「プレステージ ロゼ シャンパン1982」を、結婚式のまさにその場で発表しました。 父親から娘への想いを伝えるために・・・・。ローラン・ペリエのスピリット、卓越性、シャンパン造りの哲学、技術の伝承、そして家族への敬意など様々な感情、想いが込められたシャンパンなのです。メゾンのシャンパンに対する果てしなき情熱、シャンパンの世界ならではのスタイルとエスプリを感じて頂けることでしょう。

2004年ヴィンテージ

穏やかな冬に続き、生育期を通して好天に恵まれました。開花時には、霰(あられ)を伴う春の嵐により44の村、3,300haで被害を受けました。しかし、その後すぐ天候は回復。その後も昼は晴天、そして夜冷涼というぶどうの成熟にとって理想的な気候となり、素晴らしい収穫を迎えました。

ブレンド

ぶどう品種
ピノ・ノワール約80% シャルドネ約20%
クリュ*
シャルドネ、ピノ・ノワールともに選りすぐられたグランクリュのぶどうを使用。シャルドネは、ヴィズ、クラマン、メニル・シュル・オジェのグランクリュより、そしてピノ・ノワールは、ヴェルズネー、ブージー、そしてアンボネのグランクリュ、中でも厳選された区画の選び抜かれたぶどうを使用。
*キュヴェにより多少の配合が変わります。ここでは、目安としての表示です。

醸造と熟成期間

アレクサンドラ ロゼの、その独創的なスタイルを作り出すために、ローラン・ペリエは独自の醸造方法でこの希代のシャンパンを造り出しました。ロゼシャンパンの先駆者であるローラン・ペリエが「有るべきロゼとは何か?」と追求する中で到達した答えは、マセラシオンでした。ローラン・ペリエ ロゼではフレッシュな果実味を最大限活かす為に、ピノ・ノワール100%としましたが、プレステージクラスで、ラグジュアリーなロゼシャンパンには長期熟成に耐えうる強靭さも求められます。そのためには、シャルドネを約20%使うことを決めました。しかし、そこには問題があります。黒ぶどうと白ぶどうを使いながら赤ワインと白ワインを混ぜない方法を模索する必要があったのです。ピノ・ノワールをマセラシオンしている途中にシャルドネも同時にマセラシオンをさせるという途方もなく手間のかかる方法で、アレクサンドラ ロゼを造り上げたのです。それによりデリケートなやわらかい色合いと複雑に絡み合う見事な芳醇さを引き出す事ができたのです。この方法を取るには、二つの品種が同時に成熟する事が必要となります。最低8年という長い年月の熟成を経た後、この希代のシャンパンが世に送り出されます。「偉大なるものは、時をかけなければならない、特にワインは。」とはベルナール ドゥ ノナンクールが好んで口にしていた言葉です。「特にアレクサンドラ ロゼは」と付け加えるべきでしょうか・・・。

テイスティングノート

外観
深みのあるサーモンピンクの色調。豊かなきめ細かい泡。
アロマ
野いちご、赤スグリを煮詰めたジャムを感じさせる複雑で芳醇な香り。それに続き砂糖漬けした柑橘のノートが続きます。
味わい
エレガントで繊細。豊富なミネラル感。たおやかなかつしっかりした骨格が感じられ、その後、ベリー系のフルーツを感じさせる芳醇な余韻が感じられます。

サービス

最適サービス温度は、10℃〜12℃。芳醇さ、力強さと凝縮感を持つこの希代のシャンパン、ローラン・ペリエ アレクサンドラ ロゼ2004は、洗練された食事と合わせるべきです。例えば、甲殻類などを使用したアスピック(肉や魚を煮たブイヨンをゼリーにしたもの)。一方でこのシャンパンが持つ芳醇さ、力強さは、フォアグラ、トリュフを添えたブレス産鳥のテリーヌ、野鳥のブルーベリーソース添えなどの料理とも楽しめます。最適なサービス温度は10℃〜12℃。このシャンパンの偉大なる特徴を最大限享受するためには、チューリップ型のグラスで愉しむべきでしょう。

アレクサンドラ ロゼの商品写真
Laurent-Perrier
ALEXANDRA ROSÉ

ローラン・ペリエ アレクサンドラ ロゼ