伝統と上質を守り、
世界の銘醸地からワインを
うみ出す。
ドメーヌ バロン ド
ロートシルト ラフィット
ヨーロッパに一大金融王国を築きあげたロスチャイルド家(ロートシルトの英語読み)。1868年にボルドー地方のメドック格付け1級筆頭シャトー ラフィットを取得し、ワイン事業を本格的に展開するためにドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット社を設立しました。今では、世界各地の銘醸地でワインづくりを行なっています。ドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット社がうみ出したワインには、高い品質の証として、ロスチャイルド家の紋章「5本の矢」のロゴが使われているのです。
ブランドのご紹介
サステナブルな
ワインづくりのために
次の150年を見すえて。
ドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィットには約150年のワインづくりの歴史があり、現在では世界各国で、高品質なワインづくりを続けています。ワインづくりは、農業です。時には自然の脅威に、品質が脅かされることもあります。そして、今、気候変動が進む時代を迎え、これからのワインづくりにはいくつもの課題があります。先の世代のために、持続可能な社会と環境に貢献しながら、世界各国の土地に根差したぶどうづくり、ワインづくりを行なっていくことが必要なのです。
現在の取り組み。
2018年、ドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット・グループのトップに、ロスチャイルド家の6代目当主 サスキア・ド・ロスチャイルド氏が就任。それを機にワインとワインに関わる自然、人々が長く続いていくための、未来をみすえたサステナビリティ経営がさらに強化されました。そのひとつとして、ワイナリーの敷地内にさまざまな樹木を植え、牛や羊などの動物を放ち、生物多様性を保った自然のサイクルを尊重した持続可能な農法を導入。また、世界中のぶどう畑では、冬の間あえて草地化し、テロワールや天気に応じた管理をしています。さらに、ワインづくりに関わる人々を家族ととらえ、地域社会との連携を密に行なっています。家族経営のグループとして、それぞれのワイナリーとそこで毎日働く人々が近くあることを望んでいるのです。その結果、国際的認証制度「B-Corp」を取得しました。これは、環境や地域社会へ高く貢献した企業に与えられる認証で、世界各国に広がるグループ全体の活動が評価されるのは非常に特別なことになります。
5本の矢の5つの約束。
ドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット・グループのワインの高い品質の証として、ボトルに描かれているロスチャイルド家の紋章「5本の矢」。その矜持もふまえて、未来を見すえたワインづくりに「5つの約束」を掲げました。第1の約束は「持続可能なぶどう栽培」。自然のサイクルに基づいた農法での栽培、生物多様性の保全など。第2の約束は「天然資源の節約」。自社の排水を敷地内で濾過し灌漑用に使用するなど、地球温暖化対策。第3の約束は「責任ある資源調達」。環境負荷の低い資源の使用、ボトルの重量減など。第4の約束は「お客様視点のものづくり」。透明性のある情報発信、健全で高品質なワインの提供など。第5の約束は「関わるすべての人との連携」。安全な職場環境・地域社会への貢献など。この「5つの約束」はフランスだけでなく、世界各国のドメーヌ バロン ド ロートシルト ラフィット・グループのワイナリーで実行に移されます。大切なのは短期の利益だけではなく長期の社会的価値を追求すること。ワインの未来を守るための決意です。