フォトトリップ
ボジョレー
ボジョレー
ボジョレーとはフランスの地名。
その名は、「美しい高台」を意味する
ボージュ “Beaujeu” に由来しています。
ぶどうの木が、太陽をいっぱい受けるために、
ちょっと丘になっていた方がいいんだって!
そもそも
ボジョレー ヌーヴォーってなに?
ヌーヴォー“Nouveau”とはフランス語で“新しい”の意味。
つまり、ボジョレー ヌーヴォーとはボジョレー地区で
その年に収穫したぶどうからつくられる新酒のことなのです。
ボジョレーの貴公子アドリアン
ジョルジュデュブッフ社取締役で、
ボジョレーの帝王と呼ばれているデュブッフ氏の孫。
彼は一族でおじいちゃんの次に味覚のセンスがすごいそう。
大好物はカツ丼。毎年日本で食べるのを楽しみにしているらしい。
ぶどうは、ガメ種を使っているよ。
果実味溢れるすごくフレッシュな味!
ボジョレーの収穫は全部手摘み!
おいしさのために、ぶどうをていねいに
房ごと収穫する「手摘み」にこだわっているそうです。
収穫ができたら、
いよいよワイナリーへ運びます!
ジョルジュ・デュブッフ社
ぶどうがボジョレー ヌーヴォーに
畑で収穫されたぶどうは、
ワイナリーに運ばれて、醸造される。
その年のうちにボジョレー ヌーヴォーとして完成するんだ!
製品管理部長のドゥニさん。
彼にワイナリーを案内してもらいました。
VINはフランス語でワインという意味。
このケースの中に収穫されたぶどうが入っているよ。
ドゥニさんと醸造の状態を確認しているよ。
これがザ・ヌーヴォー!
世界中から集まってきた人たちがていねいに手摘みで収穫したぶどうを、
その年のうちに仕上げた新酒。それがボジョレー ヌーヴォーです。
もともと、ぶどうの収穫に感謝し、祝うとともに、
その年のぶどうの作柄を確かめるためにつくられたとも言われており
フレッシュでいきいきとしたおいしさが魅力なんです!
日本向けの独自ブレンドもあるんだって!
うんうん、いい感じ。
ボジョレー ヌーヴォーには
なんで解禁があるの?
早出し競争による品質低下を防ぐためフランス政府が解禁日を設けたのです。
ちなみに、当初、解禁日は11月15日でしたが、
この日が土日にあたるとワイン運搬業者がお休みになってしまうため、
1985年より11月の第3木曜日に改定されました。
ジョルジュデュブッフって誰?
ジョルジュ デュブッフ社の創業者であり、
ボジョレー ヌーヴォーを世界に広めた第一人者!
「神の鼻」を持つと言われていて、
ボジョレー ヌーヴォーを世界的ブランドにした功績から
「ボジョレーの帝王」と呼ばれています。
そんなデュブッフ社のテイスティングルームにお邪魔してきました。
アドリアンがボジョレーの村の説明をしてくれた。
村ごとにぶどうの出来が違うから、味わいが全然違うんだって。
ボジョレーからリヨンへ
美食の街 リヨン
食の都と言われているリヨンでも
愛されているボジョレー ヌーヴォー
ボジョレーのすぐそばにある美食の街リヨン。
この街でボジョレー ヌーヴォーは、有名になったんだ。
ちなみにリヨンにはソーヌ川とローヌ川が流れているけど、
解禁の季節には「3本目の川」ボジョレー ヌーヴォーが流れると言われているよ。
それくらい美食の街に愛されているんだね。
美食の街の中でも特にレストランのひしめく、メルシエール通り。
そんなメルシエール通りも、
このビストロ ドゥ リヨンのオープンからはじまったんだ。
もちろんこのお店でもデュブッフのヌーヴォーで盛り上がるんだって!
メルシエール通りをレストラン通りとして盛り上げたラコンブさん。
旅の終わりに
いろんなことを学んだし、
いろんな人に出会えた旅だった、
今年のボジョレー ヌーヴォー解禁が楽しみ!