今回のテイスティング会では、このチーズをひとくち口にした途端、まるでスイーツのような風味のチーズにテイスティング会メンバーの表情がゆるみました。
「甘さ控えめのレアーチーズケーキみたいだね。」
「これはチーズというよりスイーツだね。大人の極上スイーツ!」
「これにはこのスパークリングしかないでしょう!」
と今回のメンバーのいちおしワインとなったのは、「フレシネ セミセコ ロゼ」。
スペインが誇るスパークリングワイン カヴァの輸出量約70%*を占めるフレシネ社のスパークリングロゼワインです。
色調は深みのある美しいサーモンピンク。トレパットとガルナッチャという黒ブドウ品種だけで造られています。口に含むときめ細やかでなめらかな泡が広がるとともに、とってもフレッシュな果実味が広がります。新鮮な味わいの中にも、セミセコと表示されているようにほんのりとした自然な甘さが感じられます。また、心地よい黒ブドウの落ち着いたタンニンがあります。さらにイチゴのような酸味が心地よいバランスの余韻があり、フルーティーなアフターへと続きます。
今回の「ブリア サヴァラン ア ラ パパイヤ」と合わせると、
「カヴァのもつ心地よい泡立ちが、チーズの口どけをさらにクリーミーに引き立てるね。」
「ロゼのもつ赤いフルーツの香りがチーズのフレッシュさに溶け込むよう。」
「食後のデザートにもってこいの組み合わせですね。」
とスイーツに目が無いメンバーはにっこり。
爽やかな季節にぴったりのスイーツチーズ&ワインといえる組み合わせになりました。
もう1つのおすすめワインは、3月6日にリニューアルされた新製品「彩食健美(赤)」。
「彩食健美(赤)」は、今回のリニューアルで、渋みの部分であるポリフェノール分が飲みやすく改良されています。ブドウを中心にカシス・ブルーベリー・プルーンを加え、フルーティーでさわやかな香り、また渋味を軽減したさわやかな後味が特長のワインに仕上がっています。フルーティーな香りがふんわりと広がり、口当たりもやさしく飲みやすい一方で、ポリフェノールという抗酸化作用や悪玉コレステロールを抑える力のある成分が他のワインの2倍とたっぷりです。「彩・食・健・美」という名の通り、ワインを飲んで健康で美しさも保ちたい方にピッタリです。
「ブリア サヴァラン ア ラ パパイヤ」と合わせると、ドライフルーツの甘味に負けず、ワインの個性が十分感じられます。双方の甘味のふくよかさがマッチするマリアージュとなり、このワインのキャッチコピーでも謳われている「美味しさとうれしさを届ける組み合わせ」となりました。
ブリア・サヴァラン氏は「美味礼賛」の中で
「ふだん何を食べているのか言ってごらんなさい、そしてあなたがどんな人だか言ってみせましょう」
「新しい星を発見するよりも新しい料理を発見するほうが人間を幸せにするものだ」
と書いています。いつもチーズとワインのより良い組み合わせの探求に余念がないメンバーですが、そんなワイン&チーズ好きの私たちのことをブリア・サヴァラン氏はどんな人だと言ってみせるのか思わず想像したくなりました。また、チーズとワインの新しい美味しい組み合わせを発見する方が人生幸せだよとアドバイスをくれているような気もします。もしブリア・サヴァラン氏本人に聞けるとしたら、今回のチーズとどんなワインを合わせるのか聞いてもみたくなります。
見た目も華やかで宝石箱のようなチーズ「ブリア サヴァラン ア ラ パパイヤ」。プレゼントやパーティーにも華やかさを添えてくれます。新緑の爽やかな季節に、ぜひワインもチーズも直前まできりっと冷やして爽やかなスイーツ感覚のマリアージュをぜひお楽しみください。
(*IMPACT DATABANK 2007 EDITION 2006年度スパークリングワイン世界販売数量)