今回そんなチーズにぴったりだったのが、フランス・ボルドー地方の赤ワイン「ドメーヌ バロン ド ロートシルト ボルドー レゼルブ スペシアル」でした。ワインのブラックチェリーを思わせる色濃い果実味は、チーズの濃厚なミルクの味わいと折り重なるようにひとつとなり、まろやかな美味しさを生み出します。またワインの気品ある香りはシンプルなチーズを包み込み、より上品なものへと変身させてくれる組み合わせでした。
同じ赤ワインでもカリフォルニアの太陽をいっぱいに浴びたぶどうから作られたワイン「カルロ ロッシ カリフォルニア レッド」は、チーズのむっちりとした食感とワインの豊かな果実味がぴったりで、豊満な印象のマリアージュでした。
さて、そのままでもベストマッチのマリアージュですが、チーズにひと手間加えてこんな楽しみ方はいかがでしょうか。「シメイ・クラシック」のようなチーズは焼いても美味しいチーズです。焼くことによってミルクの濃厚さが増し、さらにナッツのような香ばしさも加わります。ナッツやかぼちゃ等のほくほくした野菜に焼いたチーズをのせて味わえば、チーズのもちもち感と塩味も程よく、ワインがすすむ一品となりますよ。是非おすすめワインと一緒に秋の食卓で楽しいひと時をお過ごしください。