そんな「タレッジョ」には果実感溢れる「ヴォロロッソ キャンティ」がぴったりでした。ワインの凝縮された果実味が、ミルクの旨味と交わって、まるで手を取り合って優雅にダンスしているかのようです。お互いが口中で滑らかに溶け合ってゆきます。この二人に言葉は要りません。
そして「ヴィニッシモ トレッビアーノ シャルドネ」。こちらはワインから手を差し出し、「タレッジョ」の旨みを引き立て軽やかにリードしてゆきます。
もしチーズにアレンジを加えるなら、白ワインでのばしてタレッジョソースに。タレッジョソースは、ソテーしたホタテと相性抜群。ワインが進む事請け合いです。