数年前にも同じサンタムールとの実験をしたことがありましたが、そのときの「クール・ド・ヌーシャテル」は少し熟成が進みシャープさを増していたせいか、しっくりとはいかず、シャンパンに軍配があがりました。シャンパンがクール・ド・ヌーシャテルを包み込むように溶かして喉を通過していった心地よい思い出があります。
今回はシャンパンとの思い出を絶ち、「サンタムール」vs「クール・ド・ヌーシャテル」に再び挑みました。本命は名誉挽回を計り、ここぞとばかり力を発揮。優しそうな「サンタムール」は力強い「クール・ド・ヌーシャテル」をしっかりと受け止めてくれたのでした。バレンタインにぜひ実証していただきたいと思います。
そして、翌月のホワイト・デーには、ワンランク上のブルゴーニュの赤「ブシャール ペール エ フィス ブルゴーニュ ピノ・ノワール ”ラ ヴィニェ”」をお試し下さい。マリアージュのすばらしさを実感できると思います。