この料理に合うワイン

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1st

フレシネ ミーア (白)

フレシネ ミーア
(白)

スペイン
ぶどう品種 マカベオ、パレリャーダ、モスカテル、サレーロ(チャレロ)

今回のレシピは海老と白菜のココナッツミルク煮、タイ料理です。「この真冬にタイ料理?!」と、お考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、タイ料理にも、冬に美味しい、体の温まる料理があるのです。食材のメインは海老と白菜です。白菜はアブラナ科の二年生植物です。古くから日本にありそうな野菜ですが、日本で一般的に食べられるようになったのは20世紀になってからだそうです。白菜は霜にあたると、甘くなり、一層美味しくなります。この厳寒の時期こそ、今回のレシピにふさわしいと言えます。
器に盛られた海老と白菜のココナッツミルク煮から、ココナッツの良い香りがしてきます。火のとおった白菜の独特の香りも食欲をそそります。ぷりぷりの海老と柔らかく煮えた白菜の食感のコントラストが楽しいです。スープを口に入れるとコクのある味わいです。ココナッツの広がりのある味わいとなんとも言えない深い旨みがあります。
「お出汁は何で取るんですか?」
「タイ料理では、基本、お出汁は取りません。雑誌などの仕事でイタリアンやフレンチのシェフ達とコラボをするのですが、毎回、本当に出汁をとらなくて、こんなにバランス良く旨みが出るのか!!と驚かれます」と、都先生。
この、冬に美味しい海老と白菜のココナッツミルク煮にテイスティングメンバーが選んだイチオシワインはフレシネ ミーア 白でした。カバの代表的ブドウ品種3品種、マカベオ、パレリャーダ、チャレロにモスカテルを入れてアクセントにしています。熟した果実の魅力そのままの、ふくよかで柔らかみのあるワインです。ミーアの少し甘みのある味わいと、白菜とココナッツミルク煮の甘さがぴったりとマッチしていました。モスカテル=マスカットの華やかな香りだちとココナッツのふくよかな香りも良く調和していました。

2位は、サントリー塩尻ワイナリー 塩尻メルロ ロゼが選ばれました。塩尻地区は標高が700mと高く、昼夜の寒暖差が大きいエリアで、日本でも屈指の品質のメルロが栽培されています。サントリーでは、岩垂原地区や桔梗が原地区などの契約農家さんに育てていただいたメルロから、赤ワインであるジャパンプレミアム 塩尻メルロやジャパンプレミアム 岩垂原メルロをつくっています。その製造工程で、より濃い赤を醸すため、セニエ(破砕したブドウ果汁から、一部の液を取り除く工程)をするのですが、そのセニエ果汁を低温で発酵させロゼワインにしました。極めて健全に育った塩尻地区のぶどうならではの豊かな果実の香りが特長です。ふくよかな旨味と爽やかな酸が心地良く感じられる、辛口のロゼワインです。 グラスを回すと、様々な赤い果実のイメージがあります。特にさくらんぼのオードヴィーを連想させる香りが印象的でした。

2nd

サントリー塩尻ワイナリー 塩尻メルロ ロゼ  ※フロムファームにブランド名が変わりました。

サントリー塩尻ワイナリー 塩尻メルロ ロゼ
※フロムファームにブランド名が変わりました。

日本
ぶどう品種 メルロ

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