6月の第一金曜日はドーナツの日です!ご存知でしたか??
アメリカの風習です。日本では一部ドーナツのチェーン店で告知されている程度ですので知らない方のほうが多いと思います。
ドーナツの原型はオランダのオリーボルといわれていますが、その料理は輪っかではなかったそうです。日本にも沖縄に輪っかでない揚げパン=サーターアンダーギーがありますよね。いつ、誰が輪っかにしたのかは判然としないようですが、ドーナツ型ってなんともいえない可愛らしさがあります。
今回はそのドーナツをワインスクエア流で作ります。甘くないドーナツです。ブラックオリーブとドライトマトを練りこみ、白ワインも大さじ3杯とたっぷりいれます。揚げ油はオリーブオイルとサラダ油を合わせて使います。深さ3センチくらいで揚げることが出来ますので、フライパンで十分です。
からりと揚がったオリーブとドライトマトのドーナツにテースティングメンバーが選んだイチオシワインは、今年で日本発売40周年を迎えるマテウス ロゼでした。
うわ!懐かしい!!とおっしゃる方も多いのではないでしょうか??フランケンのボックスボイテル瓶に似た可愛らしいボトルに入った、あのマテウスです。現在では世界120カ国以上に輸出されるグローバルブランドなんですよ。ポルトガルの地場品種を直接圧搾法で美しいバラ色に仕上げた美味しいロゼです。
グラスに注ぐと、紅とわずかに紫を含んで、少し濃さを感じさせるロゼカラーです。豊かな香りで、赤いベリーやさくらんぼを思わせる香りがあります。花のイメージ、それも赤くて小さなバラの印象もあります。口に入れると、ほんのりと甘味を感じます。爽やかな酸とのバランスが良く、ぷちぷちはじける泡が心地良いワインです。
ドーナツと合わせます。
さくさくです!みじん切りにしたドライトマトが味のポイントになっています。ブラックオリーブの入った部分をかじると、ぐっとオリーブの濃い旨みが出てきます。
マテウス ロゼを合わせるとマテウスの甘酸っぱい味わいとオリーブの旨みが良く調和しています。「オリーブオイルの緑を感じさせる独特の味わいとマテウスが良く合いますね」
「ブラックオリーブの輪切りが入っていない部分を食べると、軽いタッチで、丁度良いバランスですよね。味の濃い輪切りが入っている部分と合わせると、今度はマテウスが負けるのかと思いきや、さらり流す感じで美味しいんですよね!」「ドライトマトの濃い甘酸っぱさとも○なんですよ」
昼下がりの女子会にぴったりの組み合わせです。是非お試しください!!