この料理に合うワイン

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1st

バロン ド レスタック ボルドー(赤)

バロン ド レスタック
ボルドー(赤)

フランス
ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ

子供の頃(と言いましても何十年も前なのですが)から大好きなメニューでした。その頃の自分にとってのハンバーグは大ご馳走でした。誕生日とか、何か家族のイベントの時にしか出てこなかった気がしますが、それは私の家が貧乏だっただけかもしれません。赤いケチャップのかかったハンバーグが食卓に並ぶと期待感でワクワク、クラクラした記憶があります。
今日は、そのハンバーグを煮込みで作ります。ワインスクエアらしく、ハンバーグ本体にもソースのほうにもたっぷり目の赤ワインを使って作ります。良く炒めた玉ねぎと牛のひき肉と牛の脂、パン粉などを入れてよくこねます。その時に赤ワインを2人分で50cc入れます。塩こしょうにナツメグも忘れずに入れましょう!ソースのほうにも赤ワインが入ります。こちらも50cc、これでワインとの相性が格段に増します。
盛り付けられた煮込みハンバーグを見ると、かけられたソースがてらてらと妖しい光を放ち、いかにも美味しそうです。ナイフを入れるとジューシーです。「煮込みハンバーグでもこんなに肉汁があるんですね」「確かに、レアな焼きハンバーグほどではないですがかなりたっぷりとありますね」「煮込んでいる時間が5分と短いからだと思います」
口に入れるとふっくらとしたパティに濃厚なソースがからんで絶妙です。
この煮込みハンバーグにテースティングメンバーが選んだイチオシはバロン ド レスタック ボルドー(赤) 、先日の有名ワイン雑誌でトップソムリエ3人がお手頃ボルドーワインのトップに揃って挙げたワインです。
ボルドーで収穫されたメルロとカベルネ・ソーヴィニヨンを100%全部、欧州最大級の樽熟庫で6ヶ月熟成させました。
「リッチな香りですね」「この価格で100%樽熟は素晴らしいですね」「樽は付け過ぎても嫌味になりますが、バランスが良いですね」
ハンバーグの豊かな肉感と味わい深いソースと丁度良くマッチしています。「やっぱり、定番のボルドーは安心感抜群ですね」
ボルドーワインと牛肉の相性の良さを再確認したテースティングでした。

ボッラ社は1883年創業のソアヴェの元祖でヴェローナの名門です。一般のヴァルポリチェッラに対して、アマローネ(「苦味」の意)は収穫した房を、翌年の2月中旬まで陰干しし、半乾燥状態にした葡萄を醸します。イタリアの赤を代表する名酒のひとつで、色濃く、香り華やか。味わいも凝縮されています。法的には樽熟2年ですが、ボッラ社のものは最低4年熟成の逸品です。果実の凝縮感がすごくあり力強いワインです。煮込みハンバーグの濃厚な味わいとがっぷり四つの組み合わせでした。

2nd

ボッラ アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ<br>※終売しました。

ボッラ
アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ
※終売しました。

イタリア
ぶどう品種 コルヴィナ、ロンディネッラ、モリナーラ

軽やかで華やかなブシャールの"ラ ヴィニェ"。こちらはエレガントなマリアージュでした。ワインだけでテースティングすると、煮込みハンバーグに力負けするのではないか?という危惧があるようなタイプのワインなのですが、実際にあわせてみるとしなやかにハンバーグを受け止めているのが判ります。ワイン自体は決して出しゃばらず、でも牛の肉汁の旨みを「すっと」引き上げてくれる感じがしました。ピノノワールの底力なのかもしれません。

3rd

ブシャール ペール エ フィス ブルゴーニュ ピノ・ノワール ”ラ ヴィニェ”

ブシャール ペール エ フィス
ブルゴーニュ ピノ・ノワール ”ラ ヴィニェ”

フランス
ぶどう品種 ピノ・ノワール

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