この料理に合うワイン

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1st

ビニャ マイポ ソーヴィニヨン・ブラン/シャルドネ<br>※終売しました。

ビニャ マイポ
ソーヴィニヨン・ブラン/シャルドネ
※終売しました。

チリ
ぶどう品種 ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ

今日はビーツとポテトのピンクサラダです。ビーツとジャガイモとくると、北海道のイメージですよね。生のビーツは、なかなか手に入らないエリアが多いので本日は缶詰のビーツを使います。生のビーツは蕪のような形ですので蕪の仲間と思いがちですが、実はほうれん草の仲間なんですよ。鉄分やカリウムなどを豊富に含んでいて大変栄養価の高い植物です。ポテトを湯がいてビーツと合わせて塩コショウをして、マスカルポーネと混ぜていきます。あっという間に、美しいピンク色のサラダの出来上がりです。そのままガラスの器に盛っても美しいのですが、今回はチコリの舟に乗っけてあげてセルフィーユをあしらいます。最後にお好みで白コショウを振ればオッケー、見た目も美しくワインと良く合うおつまみの完成というわけです。

美しくピンクに輝くチコリの舟を手に取ります。ビーツから土の香りが漂ってきます。大地の力を感じさせる素敵な香りです。「茹でたほうれん草の赤い根っこのところの香りがしますね」白コショウの少し刺激感のある香りが食欲をそそります。

このビーツとポテトのピンクサラダにテースティング参加者が選んだイチオシワインはビニャ マイポ ソーヴィニヨン・ブラン/シャルドネでした。ほぼ、満場一致でした。ビニャ マイポはその名の通り、チリのワイン銘醸地「マイポ ヴァレー」の産、爽やかな柑橘系を連想させる香りを持つチリワインです。

チコリの舟をかじると瑞々しいチコリジュースが溢れます。鮮烈で活き活きとした印象です。ビーツの独特な香りが鼻をくすぐります。ビーツの甘みとマスカルポーネのリッチな味わいが良くマッチします。ビニャ マイポをあわせるとチコリの爽やかさが3倍増する感じがします。「ビーツってボルシチくらいしか印象が無い野菜ですが、力がありますね」「ポパイじゃないけど力が漲る気がします」ビニャ マイポの柑橘を連想させる香りは、ビーツの大地の香りとも良く調和しています。根菜の大地の力とチリの太陽の力が合体した素晴らしいマリアージュでした。

マスカルポーネのリッチさとフレシネのセミセコ ロゼの甘いニュアンスが抜群のバランスでした。色の取り合わせもとても美しく、昼下がりの軽いワイン会にぴったりはまるコンビネーションです。

2nd

フレシネ  セミセコ ロゼ

フレシネ
セミセコ ロゼ

スペイン
ぶどう品種 トレパット、ガルナーチャ

もうひとつの「こんなワインもオススメ」は 第128回でイチオシワインになったマテウス ロゼです。甘い香り立ち、少しイチゴのキャンディを連想させるところのあるワインです。ビーツの自然な甘みとマテウスの葡萄が持っている甘みとやさしく寄り添う感じがしました。

3rd

マテウス ロゼ

マテウス
ロゼ

ポルトガル
ぶどう品種 バーガ、トゥリガ・ナショナル、ティンタ・ロリース

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