この料理に合うワイン

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1st

ウィリアム フェーブル シャブリ

ウィリアム フェーブル
シャブリ

フランス
ぶどう品種 シャルドネ

冬、ご家庭で良く作られるシチュー。普段の夕食のイメージですが器をパイ生地で包み、オーブンで焼くと超豪華なお客様料理に大変身!今日はそのポットパイをクラムチャウダーで作ります。こんがり焼けたパイ生地にスプーンを入れると、ほら!サクサクです。ふんわりと湯気と共に、あさりの香りとバターの香りが食欲をそそります。このホットパイにテースティングメンバーが選んだイチオシは???
そうです!日本人の辛口白ワインの定番、シャブリでした。パイ生地の間から艶かしい鮭が誘います。クラムチャウダーを口に入れるとあさりの濃厚な旨みが口に広がります。さて、シャブリのグラスに鼻を近づけると、レモンやライムを思わせる爽やかな香りです。更に海を連想させる磯の香りがただよってきます。
口に入れます。キレのある酸が口の中に広がります。辛口です。まさに「キリッとした」という形容詞がふさわしい味わい。あさりの旨みが更に強調される感じです、鮭の味わいも奥行きが出るような気がします。
「美味しいですね」「素材の繊細な甘みが活きますね、辛口のシャブリならではですね。」「余韻の出方やミネラルのニュアンスがプルミエクリュクラスの味わいに感じますね」なんと、あさり、鮭とシャブリがマリアージュしてシャブリ自体もさらに美味しく感じられました。
シャブリの畑の土壌であるキメリジャンには貝の化石やアンモナイトの化石がたくさん入っています。シャブリの畑は昔、海だったんですね。魚介類との相性が良いのも、同じ海つながりだからなんでしょうかね。
熱々ホットパイと良く冷えたシャブリ、海のマリアージュを実感したテースティングでした。

こちらは樽発酵、樽熟成のボルドーブラン。パイ生地のバターやクラムチャウダーの乳脂肪とレスタックの樽の風味がしっかり握手、違うパターンのマリアージュの愉しみです。

2nd

バロン ド レスタック ボルドー(白)

バロン ド レスタック
ボルドー(白)

フランス
ぶどう品種 ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン

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