ミラノ風カツレツというと「ちょっとムズカシそうな」イメージありませんか?今でこそイタリア料理店は沢山ありますが1970年頃には本格的なイタリアンはそれほど多くありませんでした。その頃、メニューにオーソブッコとかミラノ風カツレツという文字があると「どんな料理なんだろう?」と、どきどきしたものです。ミラノ風カツレツは定番レシピでは仔牛肉を使ったレシピですが今日は豚ロース肉を使います。「なんだ、トンカツじゃん」と思われる方は是非実際に作ってみてください。パルミジャーノチーズが香って「!ミラノ風カツレツだ!!」になります。
さて、テースティング。こんがり揚がったミラノ風カツレツから良い香りがしてきます。パルミジャーノはもちろん、衣にいれたアーモンドがアクセントになっています。テースティングメンバーがイチオシで挙げるワインは、ビニャ マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロです。リーズナブルな価格ながらしっかりとしたタンニンがあると大人気です。そのビニャ マイポ カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロが豚の脂と出会って、本当に甘ーく感じるんです。パルミジャーノの旨みでビニャ マイポが更に一段美味しい、とっても○な取り合わせでした。