この料理に合うワイン

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1st

ロス ヴァスコス ソーヴィニヨン・ブラン

ロス ヴァスコス
ソーヴィニヨン・ブラン

チリ
ぶどう品種 ソーヴィニヨン・ブラン

今回の料理、写真をご覧頂くとちょっと地味な顔をしておりますが、違うんです。香りが素晴らしい!揚げているところから、ごぼうの良い香りが漂ってきます。一口かじるとごぼうが「ぼく、牛蒡だよ、畑の深い深いところまで根を下ろしてミネラルをいっぱいすいあげるのさ」とつぶやく様な、大地の香りが口の中に広がります。引き込まれるようにもう一口かじるとカリッカリの食感が気持ち良いです。ごぼうに隠れていたじゃがいもくんが「ぼくはカリカリでほくほくさ」やはり大地のニュアンスです。イチオシワインは、ロスヴァスコス ソーヴィニヨン・ブラン。あの名門ラフィットがチリで手がける爽やかな白ワインです。
ソーヴィニヨン・ブランと野菜とは王道の組み合わせ。根菜の香りや力強い味わいをしっかりと生かして、料理とみごとに調和していました。
「ディルといっしょだと、すごく華やか」
ハーブとの相性も、ソーヴィニヨン・ブランの活躍どころ。根菜とは違うきらびやかな香りのシンフォニー。
そして、タラの繊細な味わい、奥深い旨味が根菜の大地の力とハーブの大地のめぐみの華やかさを取りまとめていました。一見派手さは無いですが、しみじみと美味しい秋の味わいです。

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