製品紹介
>
山崎
>
広告年鑑
> アンモナイト編
十二年間という分厚い時間の闇から迸り出た時、液体は既に、ひとつの完成を手に入れていた。ピュアモルトとは、そういうものかもしれない。麦と、水と、火と、霧の、それはまさに幸福な回り合いだったのだ。なにも足さず、なにも引かず、それはそのままで凛としている。乱れなく、不足もない。質實だが、贅沢。繊細で、頑健で、明朗闊達だ。ブレンダーは沈黙した。沈黙したが、幸せだった。
日本のウイスキーのふるさと山崎から
サントリーピュアモルトウイスキー山崎
1991年