面白い競技があるものだ。カーリング。オリンピックの新顔である。20キロもある花崗岩製の丸いストーンを氷上に滑らせ、前を箒のようなブラシで掃く。あれはペブルという氷の小さな突起をこすって摩擦熱で溶かし、滑りを調節しているのだそうだ。氷上のチェスともいわれ、発祥の地はスコットランド。日本には70年頃にカナダからやって来た。ストーンが一セット150万円もするので、初めの頃北海道ではビールの生樽にコンクリートを詰めて代用していたという。見た目よりハードで一試合当りのエネルギー消費量はバレーボールなみ。汗びっしょりになるらしい。やってみようかな。試合後の山崎のオンザロックスがとっても似合うような気がする。
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