山崎という名の由来
シングルモルトウイスキー「山崎」は、
なぜ“山崎”という名前なのか、ご存じでしょうか。
それは、サントリー創業者・鳥井信治郎が、
日本最古のモルトウイスキー蒸溜所を建設した土地の名前に由来します。
「日本人の手で、世界に誇る日本のウイスキーをつくりたい」
それは、信治郎の熱き情熱から始まりました。
良い原酒は良い水が生み、
良い熟成は良い自然環境なしにはあり得ないという信治郎の確信と、
あくまで日本らしい風土の中で日本らしいウイスキーをつくりたいという想いから、
ウイスキーづくりの理想郷を求めて日本全国を踏破した信治郎。
最後の最後にたどり着いたのが、
京都中心部から南西約17kmに位置する、山崎という地だったのです。
1923年、この地に、山崎蒸溜所は建設着手されました。
山崎は、天正 10 年(1582 年)、かの秀吉が明智光秀を破った
「山崎の合戦」(天王山の戦い)が行われた地としても有名。
また、千利休がこの地に茶室「待庵」(国宝)を構え、
山崎の名水で秀吉に茶を点て、侘茶を大成させたと言われて います。
また山崎は、桂川・宇治川・木津川の三川が合流する場所にあり、
霧が発生しやすい湿潤な気候。
その気候が、ウイスキーの熟成に好適な環境をつくり出しています。
重厚さと繊細さが絶妙なハーモニーをつくり出す、
シングルモルトウイスキー「山崎」。
山崎という土地に残る歴史と、その風土に想いを巡らせながら愉しんでいただくと、
より一層味わい深く感じられるかもしれません。
山崎倶楽部
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