「山崎 LIMITED EDITION 2023」は、
ミズナラ材の新樽で12年以上熟成を重ねた原酒を贅沢にブレンドした限定品です。
ウイスキーづくりにおいて樽は繰り返し使用しますが、
製樽してから最初にウイスキー原酒を熟成させる樽を“新樽”と呼びます。
「ミズナラ新樽原酒」に由来する樽香や厚みのある味わいが特長です。
テイスティングノート | |
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色 | 琥珀色 |
香り | パイナップル、オレンジ、ナツメグ |
味わい | 蜂蜜、ココナッツクリーム、ブルーベリー |
余韻 | バニラ、ジンジャー、かすかなスモーキ |
力強く厚みのある味わいを想起させるよう、
焼印の風合いで「山崎」の筆文字を記した
限定品ならではの特別な意匠を纏わせました。
越前和紙のラベルには、上質な木材の証とされる「虎斑(とらふ)」を
表現しました。樽の木材をイメージした化粧箱には、
幾多の樽が静かに熟成の時を重ねる、山崎蒸溜所の貯蔵庫を描いています。
ウイスキーづくりにおいて最も長い時間を要するのが「熟成」の工程。
樽の中で5年、10年、30年と過ごすことで、ウイスキーの原酒は艶やかな琥珀色を纏い、
ひと樽ごとに異なる香味を育んでいくのです。
サントリーホールディングス株式会社
クリエイティブディレクター 古庄章子
山崎蒸溜所は100年にわたりウイスキーをつくり続けてきました。ありがたいことに「山崎」ブランドは、たくさんの方からご支持をいただいています。そうした皆さまにお愉しみいただけるよう、限定品ならではの意匠を追求しました。デザインを考える際、わたしたちデザイナーはブレンダーと何度も議論を重ねます。香りや味わいはもちろん、そのウイスキーが纏う空気感や微妙なニュアンスまで言語化して共有することで、目には見えない部分まで感じ取っていただける意匠となるように心掛けています。
日本のウイスキーづくりの歴史は、サントリー創業者・鳥井信治郎が抱いた
『世界に誇る日本のウイスキーをつくりたい』という想いにはじまりました。
日本人の味覚にあう香味は、日本的な風土から生まれる。
その確たる信念が信治郎を山崎の地へと導き、
日本初の本格モルトウイスキー蒸溜所の建設に着手したのは、1923年のことでした。
かつて千利休が茶室を設けたことでも知られる山崎は、日本を代表する名水の里。
桂川・宇治川・木津川の三川が合流し、濃い霧が立ち込めやすい自然環境が特徴。
この地で生まれ、熟成を重ねたウイスキーは、やがて、
華やかな香りと奥深く芳醇な味わいを宿します。
山崎蒸溜所では、ウイスキーづくりの各工程で工夫を重ね、多彩な原酒をつくり分けています。
さらに、自社で製樽工場を構え、樽材の種類や容量、
前歴の異なる樽を使用してウイスキーを熟成させているのです。
そうして生まれた、さまざまな個性をもつモルト原酒を組み合わせ、ブレンドを繰り返すことで、
シングルモルトウイスキー「山崎」の香味は描かれます。
山崎蒸溜所の開設から80年目となる2003年、
世界的に権威のある酒類コンペティションISCで、「山崎12年」が日本初の金賞を受賞。
その際に寄せられたのが“noble(高貴な)”という賛辞でした。
日本独自の繊細な香味を追求してきた山崎蒸溜所。
さらなる高みを目指して、挑戦は続きます。
シングルモルトウイスキー「山崎」の最新ニュースや、
会員限定のお得な情報をお届けいたします。
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山崎をよりいっそう愉しんでいただく
ためのファンクラブです。
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