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日本の豊かな自然と感性を映す「響」は、その装いにも日本らしさが満ちています。「響」が纏うのは、悠然と輝く24面カットのデキャンタボトル。1日を刻む24の時間や、季節の移ろいを記す24の節気を意味します。
樽の中で原酒が過ごした悠久の日々、サントリーのウイスキーづくり九十余年の歴史、「響」を介して繋がる過去と未来・・・・・・ 。「響」にまつわるすべての“時”の象徴です。
<二十四節気>・・・写真下:ボトル俯瞰図
日本人は古来、太陽の動きをもとに四季を6つに分けた陰暦「二十四節気」を用いていました。「二十四節気」には、立春、夏至、秋分などがあり、現在もわたしたちの暮らしに深く結びついています。
約1500年の歴史をもつ越前和紙を用いたラベルは、伝統を未来に繋ぐ気鋭の和紙デザイナー、堀木エリ子氏がプロデュースし丁寧に漉き上げたものです。楮(こうぞ)や三椏(みつまた)という植物を原料としており、やわらかな艶と気品をたたえます。
その和紙ラベルにしたためられた、墨跡鮮やかな「響」の文字は、書家・荻野丹雪氏によるもの。余白の美、奥ゆかしい艶、潔い色あわせなど、日本人の美意識が感じられる佇まいです。
ボトルネックには、「深紫(こきむらさき)」の帯を巻きました。紫は日本の伝統色の中でも高貴とされ、飛鳥時代の位階制度「冠位十二階」でも、最高位の冠色に定められていたといいます。赤や青をはじめ、さまざまな色を繊細に重ねることで生まれる「深紫」。多彩な原酒のブレンドから生まれた「響」とおなじ、調和の妙が描く奥深さを表現しています。
日本人が受け継いできた伝統を、現代、そして未来へ伝える。真髄を守りながらも柔軟に形を変え、美を追求し続けてきた日本人のものづくり精神が、「響」には宿っています。