響アートラウンジを華麗に彩ったのは、円弧状に並んだ約300個のグラス。中に注がれているのは、さまざまな個性をもつウイスキーの原酒です。各グラスには、「蒸溜年度（ウイスキーの原料を仕込み蒸溜した年）」「蒸溜所」「熟成樽」など、それぞれの原酒にまつわる情報が添えられており、ご来場いただいた方には、ひとつひとつ異なる香りを体感しながら、自由にお愉しみいただきました。

「響」の華やかで奥深い香味は、多彩な原酒をブレンドすることで生まれます。ラウンジ中央には「響 JAPANESE HARMONY」をつくりあげるため、ブレンダーが厳選した主な10種類の原酒が並びます。

キャラメルやカスタードクリームのような香りの「山崎バーボン樽モルト原酒」や、ジャスミンやメディカルな香りを思わせる「白州スモーキーモルト原酒」、ビターオレンジやハニーのように香る「知多グレーン原酒」など、個性豊かな香りを体感し、繊細なブレンドが生む「響 JAPANESE HARMONY」の香味の重層感や奥深さを感じていただきました。

会場にはブレンダーが使用する道具の展示も登場。実際に原酒をブレンドする様子を動画でご紹介しました。

ドリンクカウンターでは「響 JAPANESE HARMONY」のオン・ザ・ロックスやハイボールなどをご提供。さらに、会場内に併設した予約制の「響 SPECIAL TASTING BAR」では、ウイスキーづくりの裏側やブレンダーの繊細な技についての解説をお聞きいただきながら、さまざまな構成原酒の個性と「響 JAPANESE HARMONY」の調和された香味を飲み比べていただきました。

たくさんの方にご来場いただき、一夜限りの響アートラウンジ「ART OF BLENDING」は大盛況のうちに幕を閉じました。

”ウイスキーの原酒がこんなにたくさんあるとは知らなかった”
”自分と同じ生まれ年の原酒を探して香りを比べてみた”
”ブレンデッドウイスキーの愉しみ方が広がり興味深かった”

日頃から「響」をご愛飲いただいている方だけでなく、ウイスキーを味わうのは初めてという方にもお愉しみいただき、さまざまなご意見やご感想をお伺いする貴重な機会となりました。

みなさまのご要望やご期待に添うことができるよう、「響」の研鑽はこれからも続きます。 ご来場いただきましたみなさま、誠にありがとうございました。