日本のウイスキーづくりの夢の結晶

4月3日、「響」は28回目の誕生日を迎えました。
サントリー創業90周年となる1989年、日本のウイスキーを追求してきた夢の結晶として、
至高のブレンデッドウイスキー「響」は誕生しました。
このウイスキーには、「人と自然と響きあう」という、サントリーの企業理念がこめられました。
日本の豊かな自然が育んだ原酒を、人の技によってブレンドし、“最高峰”の
ブレンデッドウイスキーとして結実させることで、理念を形にしようとする試みでした。

受け継がれる技と想い

1980年代半ば、二代目マスターブレンダーの佐治敬三は「サントリーの技術の粋を集結した
ウイスキー」の開発を決意。マスターブレンダーのもとでウイスキーづくりの全体を統括する、
当時のチーフブレンダー・稲富孝一は、ブラームスの交響曲第一番第四楽章の旋律を
イメージしながら「響」の香味を創造したといいます。

現在は、四代目チーフブレンダー福與伸二がその役目を担い、多彩な原酒を厳選し、
繊細なブレンドを繰り返すことで、複雑に重なりあう華麗な香味をつくりだしています。

世界に愛される「響」へ

2004年、国際的な酒類コンペティション「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で、
「響30年」が最高賞を受賞。日本のウイスキーで初めての栄誉を受けました。
そのあとも「響」は、世界的に権威ある賞を数多く受賞させていただきました。
世界のウイスキーファンに愛される存在になった「響」。
今後もさらなる高みを目指して、研鑽を積んでいきます。

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