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HIBIKI episode 1 「響」に秘められた熱き想い。

HIBIKI episode 「響」に秘められた熱き想い。

「響」誕生までの歩み

サントリーウイスキー「響」が生まれたのは1989年。サントリーが創業90年目を迎える春のことでした。その頃、初代マスターブレンダー、鳥井信治郎が構えた山崎蒸溜所では、仕込んだ数多くのモルト原酒が熟成を深め、ひと樽ごとに個性豊かな香味が輝きを放ちはじめていました。四季の彩り豊かな自然環境の中で長い時間をかけて育まれた多彩な原酒が揃い、サントリーの最高峰と呼ぶにふさわしいブレンデッドウイスキーをつくる準備が整ったのです。

信治郎の志を継いだ二代目マスターブレンダーの佐治敬三は、芳しい原酒たちを前に、つくり手たちが培ってきた技や知恵を結集。日本のウイスキーならではの珠玉の香味を追い求め、試行錯誤のうえに完成したのが「響」でした。

発売当時の「響」

「響」が奏でる味わい

数十種類の個性豊かなモルト原酒とグレーン原酒を繊細にブレンドした「響」は、複雑で優美なハーモニーを奏でます。

ウイスキーのブレンドは、しばしば音楽にたとえられます。幾重にも広がる香りや味わい、刻々と変化する豊かな表情、奥深い余韻を響かせるさま・・・。いくつもの楽器の音色を重ね合わせ、さまざまな表情を描く音楽、ことにオーケストラの演奏に通じるものがあります。「響」を手掛けた当時のチーフブレンダー稲富孝一は、ある曲を思い浮かべながらブレンドを繰り返したといいます。それは、複雑で緻密な音の構成で知られるブラームスの「交響曲第1番第4楽章」。特にインスピレーションを得たのは、さまざまな音の重なりが次第に膨らみ、厳かな印象を醸す導入部です。目を閉じて「響」を味わえば、華やかな香味の奥に、交響曲のように重厚な旋律を感じていただけるかもしれません。

当時のチーフブレンダー 稲富孝一

「響」という名

このウイスキーの銘には、さまざまな候補がありました。サントリーの前身の寿屋に由来する「寿」もそのひとつ。日本的であること、サントリーらしさがあることを追求し、ネーミングには熟考を重ねました。

そのころ、創業90年を記念して発表した企業理念があります。それは、「人と自然と響きあう」というもの。自然とともに育んだ原酒を磨き、人と自然との美しい調和を追い求める、サントリーのウイスキーづくりそのものを表す言葉です。1989年に完成したブレンデッドウイスキーは、企業理念を象徴する「響」の名を冠し、世に送り出されることになりました。

ラベルに配された「響」の文字は、書家・荻野丹雪氏の手によるものですが、マスターブレンダーの佐治敬三も自ら筆をとりました。「響」への想いを表すかのように、社長室の床が「響」の書でいっぱいになったといいます。最終的に敬三が選んだのは荻野氏の書。日本らしい凛とした趣きと品格を携えたその文字は、「響」というブランドを体現するロゴとなり、いまも変わらず「響」の装いを彩ります。

荻野丹雪氏による「響」の書

※画像内の「響17年」は休売中

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