製品紹介 > 響 |
時と技が響きあう、
調和の美。
めぐる四季を重ね四十余年もの
長い熟成期間を経た原酒には、
それぞれに豊かな個性が生まれます。
その一つひとつは、
ブレンダーによって見極められ、
繊細なブレンドを経て、
豊かなハーモニーを奏でます。
時と自然による熟成に、
人が磨きをかけることによって、
今この「響40年」の唯一無二の
美しい香味が生まれたのです。
長い時を重ねた琥珀が奏でるハーモニー
40年以上の熟成を経た原酒を使って「響」をつくる。それは、濃厚でありながら枯れた味わいをもつ原酒を使い、「響」らしいエレガントで華やかな香味に仕上げるという挑戦でもありました。受け継いできた原酒を厳選し、繊細なブレンドを繰り返す——次第に像を結んだのは、歴史ある名刹のようなイメージでした。時を経て研ぎ澄まされた美しさと落ち着きが共存し、響きあう様。それは「響40年」だけが奏でるハーモニー。「響」らしい、華やかな香りの奥に感じられる枯淡の趣をお愉しみいただけます。
長期熟成原酒ならではの濃厚な香味は、「響」らしい華やかに広がる香りの中に、伸びやかな甘さをもたらします。
40年余りの熟成を経た白州原酒が、「響40年」のやわらかな口当たりと味わいの奥行きを生み出しました。
長期熟成の知多グレーン原酒の繊細な質感が、山崎蒸溜所、白州蒸溜所の高酒齢モルト原酒の重厚さと出会い、「響40年」のしなやかで美しいハーモニーをを奏でます。
華やかさの奥に漂う枯淡の趣
伝統の輝きで彩ったクリスタルボトル
過去と未来を介し、調和の美を宿す「響40年」。その特別な琥珀をとじこめたボトルの装いに選んだのは、日本の伝統工芸である蒔絵です。蒔絵は、漆で描いた絵柄に金粉などをまいて加飾する技法。その繊細かつ華やかな表情は、「響40年」の味わいと深く共鳴します。古来より漆器の表面に施されてきましたが、「響40年」ではガラスにあしらいました。水のように澄んだ特別なガラスキャップの表面に、卓越した蒔絵職人が描いたのは金色の四季の草花。「響40年」を育んできた日本の春夏秋冬を象ったデザインです。キャップ上部にはめ込まれている白蝶貝のメダルに描かれた草花も蒔絵によるもの。真髄を守りながら美を追求してきた日本の匠の技が、「響40年」を彩っています。
日本の自然と日本の心で包む
日本の自然と精神文化を色濃く宿す「響」。その特別な一本を収めるのは、12カ月を象徴した12面の木箱。ひと月ごとに移り変わる季節のように、桜、ミズナラ、榛、桂など異なる12種類の木を選定し、木々の個性をひとつの箱に美しく仕立てました。箱の周囲に描いた春夏秋冬の草花も、四季をめぐりながら「響40年」が重ねてきた時を表現しています。箱を封じた組紐は、長い時を経て武具や装飾など用途を変えながら現在に受け継がれてきた伝統工芸。実用面で要されてきただけでなく、日本人の「縁を結ぶ」「絆を結ぶ」といった心を表現するものとして愛されてきた文化でもあります。過去と未来を結びたいという「響40年」の想いを表しました。
※日本洋酒酒造組合の定めるジャパニーズウイスキーの表示基準に合致した製品です。
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