蒸溜所で愉しむ
名水を求めたら、森の中だった

実は日本には、世界でも稀な自然に囲まれた中に存在するウイスキーの蒸溜所があるのをご存じでしょうか? 訪れてみると、そこは鳥の声を聞きウイスキーを愉しめる、心も潤う気持ちのいい場所なんです。
ここはサントリー第二の蒸溜所として1973年に誕生した「白州蒸溜所」。南アルプス、標高約700mにある、広大で豊かな森と南アルプスの山々をくぐり抜けてきた天然水が流れる場所、白州。サントリーはウイスキーづくりに適した理想の水を求めてこの地にたどり着き、蒸溜所を建設しました。
ここはサントリー第二の蒸溜所として1973年に誕生した「白州蒸溜所」。南アルプス、標高約700mにある、広大で豊かな森と南アルプスの山々をくぐり抜けてきた天然水が流れる場所、白州。サントリーはウイスキーづくりに適した理想の水を求めてこの地にたどり着き、蒸溜所を建設しました。

このような緑豊かな森の中に存在する蒸溜所というのは、ウイスキーの本場・スコットランドでもあまり見られず、世界的にも珍しい存在なのだそうです。いったいどんな蒸溜所になっているのか、ご紹介していきましょう。
森に囲まれ気持ちよく過ごせる時間

豊かな森に囲まれる「白州蒸溜所」には、野鳥の聖域「バードサンクチュアリ」があるのが特長です。環境の変化に敏感な鳥たちが年間約50種訪れ、声を響かせる森。バードウオッチングなど自由に散策ができるこの森の中で、聞こえてくる野鳥たちの声は、訪れた人々の気分を癒してくれることかと思います。

「白州蒸溜所」にある森の隠れ家のようなレストラン「ホワイトテラス」では、四季折々の豊かな自然の中、森の空気を感じながらウイスキーと相性が良い季節に合わせて変わる新鮮な食材を取り入れた料理を楽しむこともできます。「白州 森香るハイボール」を片手に、木漏れ日の射すテラス席に座り、手元も周囲も美しい緑を感じる食事の時間を贅沢な気分で過ごせます。
ウイスキーの奥深さを知り、知識欲を満たすこともできる


心と体で「白州」の森を堪能したあとは、あわせて知識の面でも満たすのはいかがでしょう。蒸溜所内にある、シックで本格的なバーカウンターが迎える「BAR 白州」。こちらでは、様々なウイスキーの魅力を体験できます。シングルモルトウイスキー「白州」を熟成年数ごとに「18年」「25年」と飲み比べて、爽やかな味わいの中でも、甘さや香りなどの差を感じるなど、貴重な機会にも得られます。


また、この春リニューアルされたばかりの「ウイスキー博物館」は、ウイスキー自体の歴史や文化、「白州」誕生の逸話の他にも、豊かな水と広大な森を守るサントリーの環境活動といった様々な展示を行う博物館です。そんな場所も、この森の蒸溜所には存在します。
森の蒸溜所へ訪れ、ここでしか知ることのできないウイスキーの奥深さ。これもまた稀な経験となるはずです。
森の蒸溜所へ訪れ、ここでしか知ることのできないウイスキーの奥深さ。これもまた稀な経験となるはずです。
世界でも希少な蒸溜所でゆっくり過ごす、週末旅なんていかが?

世界を見渡しても例があまりない、豊かな自然に囲まれ、心も満たされる森の蒸溜所。立ち寄るだけとはいわず、じっくりとゆったりと楽しみに、週末を利用した旅へとでかけてみてはいかがでしょう。

旅する宿のひとつとしてご紹介するのは、白州蒸溜所からほど近い場所に位置する高原リゾート・清里にある「オーベルジュ」。客室わずか10室という特別な空間は天窓から陽光が射し込むサンルームや暖炉のあるラウンジなど、趣きあるスペースが広がります。
また、オーナーシェフの五味博さんによる「シングルモルトウイスキー白州」とマリアージュする特別メニューが愉しめ、乾杯とともに白州蒸溜所での様々な体験を思い出しながら、旅の印象を深めてくれるはずです。
また、オーナーシェフの五味博さんによる「シングルモルトウイスキー白州」とマリアージュする特別メニューが愉しめ、乾杯とともに白州蒸溜所での様々な体験を思い出しながら、旅の印象を深めてくれるはずです。

牧場通りの小さな旅籠 オーベルジュ
住所:山梨県北杜市高根町清里牧場通りコート・ドゥ・ヴェール
TEL:0551-48-3405
森の蒸溜所を訪ね、気持ちが贅沢になる旅
豊かな緑と水の恩恵に囲まれ、訪れた人にも癒しをくれる「白州蒸溜所」。野鳥の声に耳を傾けながら、美味しく「白州 森香るハイボール」を飲んで、心から癒される……有意義で贅沢な旅になると思いませんか? 世界でも希少な場所がせっかく日本にあるのだから、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
