自然の中で愉しむ蒸溜所で愉しむ

頬をかすめる風が日増しに冷たくなり、秋の深まりを感じるこの頃、「森の蒸溜所」と呼ばれる白州蒸溜所も、秋本番を迎えています。約82万㎡の敷地内に広大な森を有する白州蒸溜所。ケヤキやクヌギなどの木々が思い思いの秋色に染まり、美しい風景を演出しています。

多種多様な動植物が生息し、四季折々の自然の豊かさを私たちに届けてくれる白州の森。この森は同時に、良質な水というこの上ない恵みももたらしてくれます。

この地で名水が生まれる秘密のひとつは、南アルプスから麓にかけて広がる花崗岩(かこうがん)の地層にあります。山々に降り注いだ雨や雪は、水を含みやすい性質をもつ花崗岩にやさしく抱かれながら、およそ20年以上の歳月をかけて地層をくぐり抜け、適度なミネラル分を含む水へと生まれ変わります。

天然の濾過装置に磨かれた水は、やがてシングルモルトウイスキー白州の仕込み水として使われます。香り立ちがよく、すっきりとした白州の味わいの理由のひとつは、この名水にあるのです。


ちなみに「サントリー 南アルプスの天然水」は、白州の仕込み水と同じ水源から汲みあげられています。

南アルプスの山々で、長い年月をかけて育まれた天然水をマザーウォーターに生まれるシングルモルトウイスキー白州。森を思わせる清々しい香りとすっきりとした味わいの中には、白州の自然そのものが宿っていると言ってもよいかもしれません。
