食事と愉しむ自然の中で愉しむ

9月26日(土)に、山梨県清里で、ジャズの音色をバックに、たき火を見ながら白州を愉しむ、清里「たき火BAR」が一夜限りでオープンしました。
白州コミュニティでは、ご応募いただいたお客様の中から2組4名様をこのイベントにご招待。
澄んだ空気と高原に吹く爽やかな風に包まれ、たき火の炎を眺めながら愉しむ白州を、会員の方々はどう感じられたのでしょうか。イベントの様子をレポートします。
白州コミュニティでは、ご応募いただいたお客様の中から2組4名様をこのイベントにご招待。
澄んだ空気と高原に吹く爽やかな風に包まれ、たき火の炎を眺めながら愉しむ白州を、会員の方々はどう感じられたのでしょうか。イベントの様子をレポートします。



たき火を囲みながら、白州や食事を愉しむ
会場は以前に本サイトでもご紹介した清里のホテル「オーベルジュ」の横にある牧草地。(オーベルジュの記事は こちらから>>)周囲は緑豊かな森が広がるなんとも清々しい環境。乗馬体験できる牧場や避暑地らしいログハウス風の建物も周辺には点在。会場についた途端、「ああ、ここで白州を飲んだら最高だろうな」と思わずにはいられない風景が広がっていました。
このイベントでは、会場に10個ほどの大きなたき火台を設置し、来場者に自分の手で火をおこして薪をくべてもらい、揺れる炎を眺めながら食事やお酒を愉しんでもらうことも企画されました。会場には約20の物販ブースもずらり。薪ストーブや斧など、たき火関連のグッズを販売するショップは、見ているだけでワクワクします。地元の飲食店の飲食ブースも、イベントの出店とは思えないほど本格的。自家製のソーセージやスペアリブ、その場で作るチーズや玉子の燻製など、さまざまな料理がなんともいえない美味しそうな香りを漂わせて、来場者の食欲をそそります。
イベントの主催者のひとりで、ホテル「オーベルジュ」のオーナーでもある五味さんは、今回のイベントの趣旨を次のように語ってくれました。
「火にやすらぎを感じるのは人間の本能だと思うんです。暗闇の中の炎のゆらぎは、なぜか人間に安心感を与えます。でも、最近は大人でも火の扱い方を知らない人が多い。それではもったいないですよ。清里という自然豊かな場所で火を体験し、星を見上げながらお酒を愉しむ。そんな非日常感を、都会の人にも気軽に味わってもらいたかったんです」



たき火を眺めながら「白州 森香るハイボール」を堪能
牧草地の一角に白州を愉しめる「たき火BAR」が設置され、一般の来場者にも自然の中で白州を味わっていただきました。(当選者には無料で白州をご提供しました。)「たき火BAR」のブースに白州のボトルを並べ終わる頃、まず1組目のご当選者の小林さんが会場に到着。小林さんは東京からの参加。普段から週に3日ほど白州を愛飲していただいているそうで、同じくお酒好きの後輩、佐藤さんと参加してくれました。到着したのはまだ陽の高い16時過ぎでしたが、「白州 森香るハイボール」を早速一杯。
「家でも白州のハイボールは飲みますが、ミントは入れていなかった。ミントを浮かべるだけで爽やかさがぐっと増しますね」とご満足の様子。
続いて到着されたのは、和田さんと高橋さん。和田さんは3カ月ほど前に初めて白州を口にして以来、すっかりその味に魅せられてしまい、今では家にも白州ボトルを絶えずキープされているそうです。高橋さんは今回はじめて白州を口にされるとのこと。「ウイスキーというと、もっとどっしり重い飲み口を連想しますが、白州はとってもすっきりしていますね。これからハマっちゃいそうです」と感想を教えてくれました。



白州と、たき火を媒介に来場者の心がひとつに
しばらくすると、会場がだんだんと暗くなってきました。雲間から時折顔を見せていた太陽が西の空に沈み、あたりがオレンジ色に染まり始めると、会場のたき火台にもひとつ、またひとつと火が灯ります。来場者も徐々にたき火のまわりに集まり、思い思いに食事や会話を愉しみはじめました。ぱちぱちと爆ぜる薪の音、オレンジのグラデーションの色合いを刻一刻と変えながら揺れる炎、たき火特有の薫香…。炎が小さくなれば誰に言われるでもなく来場者が自分で薪をくべ、火力を調節しながら、お酒を飲む。五味さんの言うとおり、たき火には人を惹きつけ、心を穏やかにする効力があるようです。炎に照らされた来場者の顔には、一様に笑みが浮かんでいます。たまたま隣りあわせた来場者同士も、打ち解けて会話する様子もあちこちで見かけられました。
私も「白州 森香るハイボール」を持って、たき火台のまわりへ。秋の気配をわずかに感じさせる風は、森を抜けてきたのか緑の気配を濃厚に漂わせて頬をなでます。曇りだったので、満天の星とはいきませんでしたが、頭上には都会とは比べ物にならないほど濃密な闇夜のなかに星空が広がっています。そんな場所で、たき火の炎に照らされながら味わう白州は格別。ついつい、2杯、3杯とすすんでしまいました。



会場で提供された料理と白州は相性抜群
夜が更けるに連れて、「たき火BAR」にも多くの来場者が訪れてきました。会場で販売されていた料理との相性も抜群で、何度も「白州 森香るハイボール」を求めてバーの前に並ぶ人も少なくありません。ソーセージも燻製も白州と絶妙にマリアージュしてくれたのですが、私が一番気に入ったのはチョコレート。全国的に有名なショコラティエ、三枝さんがオーナーの「アルチザン パレ ド オール」で販売されていたタブレットは格別! チョコを口の中で溶かし、そこに白州をぐびりと飲むと、お互いの香りを高め合い、幸せな気持ちになってしまうほど。また、当選者には特別に前菜の盛り合わせとクレームブリュレも振る舞われました。パテ・ド・カンパーニュやスモークチキンが白州と合うのは想像できますが、クレームブリュレがストレートの白州に合うのには、皆さんも驚いていたようです。

そうこうしているうちに、とっぷりと暮れてあたりは深い闇。会場の一角ではジャズライブも開催されました。サックスやベース、ピアノのメロディーにのせて、女性シンガーの甘く切ない歌声が流れます。スタンダードナンバーの調べを聞きながら、白州を傾けていると時間の流れが遅くなってしまったような不思議な気分。この夜が終わるのが名残惜しいのか、来場者の数もあまり減らないまま。じんわりと体を包む心地いい酔いに身を任せ、たき火の火がゆっくり小さくなっていくのを眺めていました。
イベントを終えて
思っていたとおり、アウトドアで愉しむ白州の味は格別でした。森の中で生まれた白州は、やはり森の中で愉しむのが一番なのかもしれません。さらに今回は、たき火があり、星空があり、同じく白州を愛する人たちの笑顔があったわけですから、さまざまな相乗効果で、普段よりも白州がいっそう美味しく感じられたのではないでしょうか。それについては、参加してくださった当選者も同じ意見のようです。「ご飯もとても美味しかったし、どれも白州とよく合いました。またこうした外で白州を飲むイベントがあれば参加してみたい」とは小林さん。和田さんも「来場者みんなが笑顔で、会場に一体感があるのが印象的でした。白州の香りと、たき火の香りってすごく相性がいいと思います」と、笑顔で話してくれました。