「カナディアンクラブ」。150ヵ国以上の人々に「C.C.」の愛称で親しまれ、すっきりとした味わいとほのかな甘い香りで魅了しつづけてきました。
蒸溜所のあるカナダ・オンタリオ州ウィンザーは清冽で豊かな水脈と自然に恵まれ、穀倉地帯にも近く、ウイスキーづくりに最適な環境にあります。
誕生は1858年。たちまちにしてアメリカ東部を中心にした紳士が集まるクラブで洗練された品格のあるウイスキーとして人気を獲得しました。それは当時のライウイスキーやバーボン、さらにはスコッチ、アイリッシュにもない爽快なタッチ、新しい感覚のテイストだったからです。
この人気は、現在につづくカナディアンウイスキー全体の香味特性を決定づけるほどの多大な影響を与えました。カナディアンウイスキーの先駆者といっても過言ではありません。
カナダを代表するウイスキー「C.C.」。大自然の恵みと清冽な水から生まれた、すっきりとした味わいとほのかな甘い香りを、是非ハイボールでお愉しみください。
すっきりとした味わい、ほのかな甘い香り
大自然の恵みと清冽な水から生まれたこの特長を
C.C.ハイボールでお愉しみください。
カナディアンウイスキーはブレンデッドウイスキーが一般的です。これはフレーバリングウイスキーとベースウイスキーの2タイプをブレンドしてつくります。なかでも「C.C.」はフレーバリングウイスキーのつくり分けに大きな特長があります。
ひとつはライ麦、トウモロコシ、ライ麦麦芽、大麦麦芽を原料に連続式蒸溜機で蒸溜後、さらに単式蒸溜器で蒸溜してつくるスタースペシャル。これは複雑さのある濃厚な香味を抱いています。
もうひとつはライ麦、ライ麦麦芽、大麦麦芽を原料に1塔式連続蒸溜機で蒸溜して生まれるスター。こちらはリッチで果実のような香味が特長的です。
スタースペシャルとスターのつくり分けされたフレーバリングウイスキーとともに重要なベースウイスキーは、主にトウモロコシを原料に連続式蒸溜機で蒸溜したもので、クセのないすっきりとした香味を特長としています。
これらをブレンドして、大自然をそよぐ涼風を想わせるすっきりとした味わいとほのかな甘い香りの「C.C.」は誕生します。