サントリーの
未来に向けた活動 Sustainable

自然と共生する工場

水の循環利用、CO2削減など、自然との共生を目指した取り組みを行っています。

太陽光発電パネル

写真:白州工場の生産棟の屋根に設置されている太陽光発電パネル

白州工場の生産棟の屋根一面に太陽光パネルを設置し、工場内の生産設備などの電力を補っています。飲料業界最大規模となる490kwの発電が可能で、晴天時には工場で使用する電力の約20%をまかなっています。

実施工場
  • 南アルプス
  • 北アルプス

※2011年1月時点

写真:白州工場の生産棟の屋根に設置されている太陽光発電パネル

ボトル成形エアの再利用

ボトル成形エアの再利用の図、熱してやわらかくした試験管状のプリフォームを、空気で一気に膨らませます。

ペットボトルを膨らませるための空気を再利用することで、空気を圧縮する電力量を削減しています。

実施工場
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ボトル成形エアの再利用の図、熱してやわらかくした試験管状のプリフォームを、空気で一気に膨らませます。

余った熱を活用する蓄熱システム

写真:蓄熱タンク

生産工程で発生した余分な熱をエネルギーとして蓄熱タンクに蓄え、必要なときに放出して使用しています。今まで捨てられていた廃熱が、蓄熱システムを使うことで効率的に回収できるようになり、年間約4%のCO2が削減できます。

図:1.生産工程で余分な熱が発生、2.回収した熱をタンクに蓄える、3.事務所エリアにて熱を有効利用
写真:蓄熱タンク
実施工場
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環境に配慮したエネルギー LNG

写真:液化天然ガス

LNGとは、液化天然ガス(Liquefied Natural Gas)の略で、石油、石炭といった他の燃料と比べて、燃焼時のCO2排出量が少ない、環境配慮性の高いエネルギーです。また、酸性雨や光化学スモッグなど大気汚染の原因となる、硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)の発生も大きく抑えることができます。

棒グラフ:化石燃料の燃焼生成物発生量比較(石炭を100とした場合) CO2(二酸化炭素):石炭100、石油80、LNG60、NOx(窒素酸化物):石炭100、石油90、LNG40、SOx(硫黄酸化物):石炭100、石油90、LNG0。出典:IEA(国際エネルギー機関)「Natural Gas Prospets to 2010.1986」、エネルギー総合工学研究所「火力発電所大気影響評価技術実証調査 1990.3」
写真:液化天然ガス
実施工場
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自然エネルギー 雪室(ゆきむろ)

写真:雪室に貯蔵された雪

工場周辺に積もった雪を冬場のうちに雪室に貯蔵しておき、必要な時に約7℃の冷水を作ります。この冷水は、夏の冷房や生産設備での冷却に用いられ、CO2排出量の削減に貢献しています。

実施工場
  • 奥大山
写真:雪室に貯蔵された雪

水の循環(カスケード)利用と節水

図:水の循環

井戸から汲み上げた天然水は、ペットボトルに充填され製品として出荷されますが、包材をすすいだり、設備を洗浄したりと製造工程の中でも使用されています。製造で使用する水は、無駄にならないように回収・濾過されながら工程内で循環しており、水を大切に使用できる仕組みになっています。

実施工場
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  • 北アルプス
  • 奥大山
  • 阿蘇
図:水の循環

浄化の徹底管理

写真:パソコン前で工場で使用した水を監視している様子

工場で使用した水は、清流の水質レベルまで無害化を行い、環境に影響のない水質であることを確かめた上で放流しています。雨水を含めたすべての放流水は24時間自動監視されており、万が一異常を感知した場合には、緊急遮断弁が自動的に閉まり、放流をストップするシステムになっています。

実施工場
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写真:パソコン前で工場で使用した水を監視している様子

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