No.SBF0024  (2013.7.16)

サントリー食品インターナショナル株式会社

調査・研究開発

サントリーミネラルウォーターレポート
― ミネラルウォーターの採水地として想起されるのは「南アルプス」 ―
― 日常生活の中に、ミネラルウォーターだけでなく
スパークリングウォーターなど、多様な「水」が広がり市場が活性化 ―

サントリーミネラルウォーターレポート

I.日本のミネラルウォーター市場について

   1970年代前半に業務用市場で販売されて以来、“おいしい水”へのニーズ、健康・美容効果への注目度の高まりなどから、ミネラルウォーター市場は伸長を続け、人々の生活に浸透しています。ここ数年は安定的に推移していましたが、東日本大震災後に拡大した日本の市場をレポートします。

II.ミネラルウォーター消費者利用動向調査

   1991年から当社で実施している消費者対象の飲用動向調査の2013年版です。東日本大震災を経験した日本人のミネラルウォーターの利用動向の現状と今後をレポートします。

I.日本のミネラルウォーター市場について
 日本のミネラルウォーターの歴史は、1970年代前半、業務用市場で販売された瓶入りのミネラルウォーターにまでさかのぼります。その後、さまざまな時代背景を反映しながら、ミネラルウォーターは着実に日本人の生活の中に浸透してきています。

●1980年代後半~家庭用市場への広がり

   自然・健康ブームに加えて、海外旅行の増加によってミネラルウォーターに接する機会が増えたこと、さらに水道水の質への不安が問題になるなどの要因から、ミネラルウォーターは、それまでの業務用市場から家庭用市場へも広がりはじめました。

●1990年代~家庭用市場で大きく伸長

   1990年代に入って、マンションの貯水タンクの汚れや水道水の問題が報道されるようになりました。これを受けて、家庭用のミネラルウォーターの消費量は、国産が水道水の代替品として、輸入も1993年のブームによって、ともに大幅に拡大しました。
1994年の猛暑・水不足による需要増や災害時の備蓄への意識の高まりにより、ミネラルウォーターは、家庭における日常品としての地位を確実なものにしました。
しかしながら、1995年秋の異物混入事件により輸入ミネラルウォーターが大幅に減少した影響を受け、1996年の家庭用ミネラルウォーター市場は90年代で初めて前年を下回る結果となりました。一方でこの事件によって、ミネラルウォーターの安全性、品質に対する信頼がミネラルウォーター購入時のポイントとして消費者に大きく意識されるようになります。
1996年4月に国産小容量ペットボトル製品の販売が解禁。これにより、ミネラルウォーターの飲用オケージョンが広がり、国産ミネラルウォーターの消費量は大幅に増加しました。
また、いわゆる「2000年問題」により、停電対策として家庭でミネラルウォーターを備蓄した人が多かったため、1999年のミネラルウォーター市場は前年比3割増と大幅に伸長しました。

●2000年~健康志向の高まりなどで拡大。東日本大震災後の2011年は急拡大

   2000年から2006年までは健康志向の高まりなどにより、拡大を続けていましたが、2007年からは消費者の生活防衛意識の高まりなどを受けて、ほぼ横ばいの傾向でした。2011年は、東日本大震災後の備蓄用の需要が急増するなどの影響もあり3,172千キロリットル(前年比126.0%)と大きく伸長し、20年前の11倍、10年前の約2.5倍の規模にまで拡大しました。(図1:日本ミネラルウォーター協会調べ)
2012年も、引き続きミネラルウォーターに対する関心は高く、2011年とほぼ変わらない数量となり、2013年もこの傾向は続くと思われます。なお、2012年は国産ミネラルウォーターの生産量が増加(2,788千キロリットル、前年比107.9%)する一方で、輸入ミネラルウォーターの量は大幅に減りました。(353千キロリットル、前年比59.9%)

[図1]日本のミネラルウォーター市場推移

[図1]

●輸入ミネラルウォーターの動き

   2012年の輸入ミネラルウォーターは353千キロリットルでした。2011年が東日本大震災の影響で前年に比べ大きく伸長した影響もあり、2012年は対前年比59.9%と大きく減少しています。輸入国別では、フランス(46%)、アメリカ(38%)からの輸入量が多く、この2カ国で全体の84%を占めています。(図2:日本ミネラルウォーター協会調べ)

[図2]輸入国別構成比(2012年1月~12月)

[図2]

●日本の国民1人あたりの年間消費量推移

   日本の国民1人あたりのミネラルウォーター年間消費量は、2007年からは19.7リットル前後で安定的に推移していましたが、2011年は、東日本大震災の影響もあり、24.8リットルと大きく伸長し、2012年も24.6リットルと、高い水準を保っています。(図3:日本ミネラルウォーター協会調べ)

[図3]日本の国民1人あたりの年間消費量推移(単位:リットル)

[図3]

II.20~69歳の男女500人に聞く

ミネラルウォーターをはじめとした飲み水の利用実態
― ミネラルウォーターの採水地として想起されるのは「南アルプス」 ―
― 日常生活の中に、ミネラルウォーターだけでなく
スパークリングウォーターなど、多様な「水」が広がり市場が活性化 ―

〈調査の概要〉

 ミネラルウォーターは、今や日常生活には欠かせないものとなっています。
 当社は、ミネラルウォーターがどのように飲用されているのか、飲用頻度、飲用機会や購入実態などを明らかにすることを目的に、1991年より毎年ミネラルウォーター市場動向調査を実施しています。なお、2003年より、調査対象を「家庭でミネラルウォーターを飲む人」に限定せず、一般消費者を対象に、ミネラルウォーターをはじめとした飲み水全般に対する意識と利用実態を聞いています。また、2010年より調査方法を直接面接法からインターネット調査に変更しています。

《ミネラルウォーター市場動向調査》

1. 調査対象
首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)および関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)に居住する20~69歳の男女個人で、昨年の5月以降に以下の6種類の有料の水、および水道水のいずれかを飲み水として利用した人を対象としました。
  a)店頭・自販機のミネラルウォーター
  b)通信販売のミネラルウォーター
  c)宅配サービスのミネラルウォーター(専用のウォーターサーバーを使用するもの)
  d)スーパーの店頭などで、セルフサービスで詰める水
  e)自宅の浄水器(水道直結式のアルカリイオン整水器や浄水器)の水
  f)レストラン・カフェ・バーなどで注文する有料の水
 
2. 調査対象者数
500人(男性253人、女性247人)
 
3. 調査方法
インターネット調査
 
4. 調査期間
2013年5月31日~6月9日

 調査結果の概要は次のとおりです。

〈主な調査結果〉

(1) この1年間に利用した飲み水の利用率
「店頭・自販機のミネラルウォーター」の利用率は88.0%とトップ。今後、飲み水として利用していきたいものも「店頭・自販機のミネラルウォーター」が76.6%でトップ。
 
(2) 「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する理由
「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する理由は「安心」「おいしさ」「手頃な価格」。約2割弱が「災害の備蓄用に」。
 
(3) 「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する時に気にすること
「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する時に気にすることは「価格」「安全性」「おいしさ」「品質」が上位に。
 
(4) 「ミネラルウォーター」の採水地として思い浮かぶ場所
「ミネラルウォーター」の採水地として思い浮かぶ場所は「南アルプス」。
 
(5) 「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」の飲用シーン
「朝起きてすぐ」「風呂上がり」「仕事中/授業中」など家の中でも外でも広がる飲用シーン。
 
(6) 「ミネラルウォーター」の自宅での買い置き
約6割が自宅に「買い置き」あり。自宅に買い置きをする人も、買い置き本数もやや増加。
 
(7) 自宅での買い置き量が増えた理由
災害時の備えとともに日常生活での利用増により、「ミネラルウォーター」の買い置き量が増加。
 
(8) 「宅配サービスのミネラルウォーター」の利用理由と宅配サービスで提供される水種別飲用意向
今後、宅配サービスで飲みたい水は「ナチュラルミネラルウォーター」。
 
(9) 「スパークリングミネラルウォーター」の飲用率
「スパークリングミネラルウォーター」の飲用率は28.8%。今後の飲用が「増えると思う」が31.9%。今後、ますます「スパークリングミネラルウォーター」の飲用が広がっていくと予想される。
 
(10) 「スパークリングミネラルウォーター」の飲用・利用方法と飲用シーン
「スパークリングミネラルウォーター」を「そのまま飲む」が75.0%。また、「くつろいでいる時」や「風呂上がり」などの時だけでなく、「仕事中/授業中」にも飲まれている「スパークリングミネラルウォーター」。
 
(11) 「フレーバーウォーター」の飲用率
「フレーバーウォーター」の飲用率は41.2%。20~40代を中心に「フレーバーウォーター」の飲用が増えている。
 

(1)この1年間に利用した飲み水の利用率

「店頭・自販機のミネラルウォーター」の利用率は88.0%とトップ。
今後、飲み水として利用していきたいものも
「店頭・自販機のミネラルウォーター」が76.6%でトップ。

 「店頭・自販機のミネラルウォーター」「通信販売のミネラルウォーター」「宅配サービスのミネラルウォーター」「スーパーの店頭などで、セルフサービスで詰める水」「自宅の浄水器の水」「レストラン・カフェ・バーなどで注文する有料の水」の6種類の水について、この1年間の利用率(飲んだ・利用した割合)を調べました。「店頭・自販機のミネラルウォーター」の利用率は88.0%と圧倒的に高い水準を誇っており(図4)、今後、飲み水として利用していきたいものも「店頭・自販機のミネラルウォーター」が76.6%と他の水に比べ高くなっています(図5)。

[図4]この1年間に飲んだ・利用した有料の水

[図4]

[図5]今後飲み水として利用していきたいもの(複数回答)

[図5]

(2)「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する理由

「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する理由は
「安心」「おいしさ」「手頃な価格」。約2割弱が「災害の備蓄用に」。

 この1年間に、「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲んだ・利用した人の飲用・利用理由を聞いてみました。
 「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する主な理由は、「安心だから」「おいしいから」「手頃な価格だから」が上位を占めています。
 2010年、2012年と比較すると、「安心だから」(37.5%→41.2%→49.7%)が大きく上昇し、「水」への安心感を求めて「ミネラルウォーター」を飲む・利用する人が増えていることがうかがわれます。また、約2割弱が「災害の備蓄用に」を理由にしています(図6)。

[図6]「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する理由(複数回答)

[図6]

(3)「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する時に気にすること

「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」を飲む・利用する時に
気にすることは、「価格」「安全性」「おいしさ」「品質」が上位に。

 次に、「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」の飲用・利用時に気にすることを聞いてみました。
 「価格」(61.7%)を気にしている人が最も多く、そのほか「安全性」(40.6%)、「おいしさ」(40.1%)、「品質」(35.3%)などが上位となっています。
 そのほか、「メーカー名」や「ブランド(商品名)」を気にする人が増えてきており、「ミネラルウォーター」のメーカーやブランドに対する消費者の信頼感が上がってきているようです(図7)。

[図7]「ミネラルウォーター」の飲用・利用時に気にしていること(上位8項目)(複数回答)

[図7]

(4)「ミネラルウォーター」の採水地として思い浮かぶ場所

「ミネラルウォーター」の採水地として思い浮かぶ場所は「南アルプス」。

 「ミネラルウォーター」の飲用・利用者が気にすることとして「採水地」が上位にランクインしていますが、「ミネラルウォーター」の採水地として思い浮かぶ場所を聞いてみました。
 採水地として思い浮かぶ場所の第1位は「南アルプス」(山梨県)となりました。実に91%の方が「ミネラルウォーター」の採水地として「南アルプス」を思い浮かべています。そして、第2位が「六甲」(兵庫県)、第3位が「富士山麓」(静岡県)となりました(図8)。

[図8]「ミネラルウォーター」の採水地として思い浮かぶ場所(複数回答)

(2013年N=500)
順位 採水地 回答者の割合
第1位 南アルプス(山梨県) 91.0%
第2位 六甲(兵庫県) 77.8%
第3位 富士山麓(静岡県) 61.2%
第4位 阿蘇(熊本県) 14.6%
第5位 奥大山(鳥取県) 11.6%

(5)「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」の飲用シーン

「朝起きてすぐ」「風呂上がり」「仕事中/授業中」など家の中でも外でも
広がる飲用シーン。

 「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」の飲用シーンを聞いてみました。「朝起きてすぐ」(39.4%)と「風呂上がり」(39.0%)と回答した人が多く、以下、「仕事中/授業中」「就寝前」「レジャーの時」「スポーツ/運動時」「くつろいでいる時」などが続いています。
 「朝起きてすぐ」や「風呂上がり」など日常生活の中で習慣的に飲んでいたり、「仕事中/授業中」「レジャーの時」など家の外でも飲まれており、一日のさまざまなシーンで飲まれていることがわかります(図9)。

[図9]「店頭・自販機・通信販売のミネラルウォーター」の飲用シーン(複数回答)

[図9]

(6)「ミネラルウォーター」の自宅での買い置き

約6割が自宅に「買い置き」あり。
自宅に買い置きをする人も、買い置き本数もやや増加。

 「ミネラルウォーター」の自宅での買い置きについて聞いてみました。
 自宅に買い置きをしている人は62.8%と、6割以上の方が自宅に「ミネラルウォーター」を買い置きしています。昨年(2012年)に比べ、買い置きをしている人は増えており、買い置きするペットボトルの本数も大容量、小容量ともに増えています(図10、図11)。

[図10]ミネラルウォーターの自宅での買い置き有無(単一回答)

[図10]

[図11]ミネラルウォーターの買い置き本数(平均)

[図11]

(7)自宅での買い置き量が増えた理由

災害時の備えとともに日常生活での利用増により、
「ミネラルウォーター」の買い置き量が増加。

 自宅での買い置き量が増えたという方にその理由をうかがってみました。「災害に備える必要があると思ったから」が最も多くなっていますが、約4割の方が、「ミネラルウォーターを飲む量や頻度が増えているため」「大量に買っておいたほうが経済的だから」を買い置きの理由にしており、災害時の備えとともに、日常生活での利用が増えていることで、「ミネラルウォーター」の買い置きが増えていることがうかがわれます(図12)。

[図12]買い置き量が増えた理由(複数回答)

[図12]

(8)「宅配サービスのミネラルウォーター」の利用理由と宅配サービスで提供される水種別飲用意向

今後、「宅配サービスのミネラルウォーター」で飲みたい水は
「ナチュラルミネラルウォーター」。

 現在、「宅配サービスのミネラルウォーター」を利用している人に、利用理由を聞いてみました。
 「おいしさ」「安心だから」に加え、「配達してくれるから」「ウォーターサーバー(冷水やお湯が出る)が便利だから」といった、宅配サービスやウォーターサーバーの利便性が利用理由となっているようです(図13)。

[図13]「宅配サービスのミネラルウォーターの」利用理由(複数回答)

[図13]

 なお、ウォーターサーバーを使う宅配サービスの水には、ブランドによって「ナチュラルミネラルウォーター」が使われている場合とRO水が使われている場合がありますが、今後、どちらの水を飲みたいかをお聞きしたところ、85.6%が「ナチュラルミネラルウォーター」を飲みたいと答えています(図14)。
※RO水=RO膜(逆浸透膜)で不純物を取り除いた純水に、ミネラルを人工的に添加した水

[図14]「宅配サービスのミネラルウォーター」の水種別飲用意向(単一回答)

[図14]

(9)「スパークリングミネラルウォーター」の飲用率

「スパークリングミネラルウォーター」の飲用率は28.8%。
今後の飲用が「増えると思う」が31.9%。今後、ますます
「スパークリングミネラルウォーター」の飲用が広がっていくと予想される。

 この1年間に、「スパークリングミネラルウォーター」を飲んだ・利用した人の飲用・利用率を調べました。
 この1年間に「スパークリングミネラルウォーター」を飲用した人の割合は28.8%(図15)。また、1年前と比べ、「スパークリングミネラルウォーター」の飲用が増えたと思う人は約半数(46.5%)に上りました(図16)。
 また、今後も「スパークリングミネラルウォーター」の飲用が「増えると思う」も3割を超え、ますます「スパークリングミネラルウォーター」の飲用が広がっていくと予想されます(図17)。

[図15]この1年に「飲んだ/利用した」

[図15]

[図16]1年前と比較した飲用頻度の増減

[図16]

[図17]今後の飲用意向の割合

[図17]

(10)「スパークリングミネラルウォーター」の飲用・利用方法と飲用シーン

「スパークリングミネラルウォーター」を「そのまま飲む」が75.0%。
また、「くつろいでいる時」や「風呂上がり」などの時だけでなく、
「仕事中/授業中」にも飲まれている「スパークリングミネラルウォーター」。

 「スパークリングミネラルウォーター」をどのように飲んでいるかを聞いてみました。
 「スパークリングミネラルウォーター」を「そのまま飲む」が75.0%を占め、「お酒を割って飲んでいる」(43.1%)や「果汁飲料などのノンアルコール飲料を割って飲んでいる」(12.5%)を大きく上回っています。「スパークリングミネラルウォーター」は飲み物を割って飲むというより、“そのまま飲む”飲み方が定着してきているようです(図18)。
 また、「スパークリングミネラルウォーター」をどのような時に飲んでいるのかを聞いてみました。「くつろいでいる時」(36.8%)、「お酒を飲んでいる時」(30.6%)、「風呂上がり」(25.7%)が上位となる中、「仕事中/授業中」(11.1%)など、生活のオン・オフ関係なく飲まれる飲み物となっているようです(図19)。

[図18]「スパークリングミネラルウォーター」の飲み方

[図18]

[図19]「スパークリングミネラルウォーター」を飲むタイミング

[図19]

(11)「フレーバーウォーター」の飲用率

「フレーバーウォーター」の飲用率は41.2%。
20~40代を中心に「フレーバーウォーター」の飲用が増えている。

 この1年間に「フレーバーウォーター」を飲用した人の割合は、41.2%。年代別での飲用者を見てみると、20代が52.8%、30代が45.8%、40代が42.4%と、20~40代を中心に飲用が広がっていることがうかがわれます(図20)。
 また、1年前と比べ、「フレーバーウォーター」の飲用が増えたと思う人は約4割(40.8%)。年代別での飲用頻度を見てみると、30代・40代では「増えた」が5割を超えています(図21)。幅広い年代で少し甘みのある「フレーバーウォーター」の飲用経験が増えてきているようです。

[図20]この1年に「飲んだ・利用した」(単一回答)

[図20]

[図21]1年前と比較して飲用頻度が「増えた」人の割合(単一回答)

[図21]

以上

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