Forum Report
2014年6月6日に「グローバルな文脈での日本」プロジェクトの第6回フォーラム/「基地をめぐる政治」が、沖縄のラグナガーデンホテルで行われた。まず朝日新聞編集委員の加藤洋一氏が、「米国のリバランス戦略と日本に駐留する米国の役割」と題する報告を行った。加藤氏はアジア太平洋地域における新しい米軍展開の形式である「ローテーション駐留」について議論を展開した。次いで、コロンビア大学バーナード・カレッジの政治学のアレクサンダー・クーリー教授(主著にBase Politics: Democratic Change and the US Military Overseas (Cornell 2008)がある)が、米軍、日本政府、沖縄県および県内の自治体からなる、基地をめぐる沖縄の三角形について考察を行った。
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Alexander Cooley