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ヤングコンポーザーコンサート in 東北実行委員会「ヤングコンポーザーコンサート in 東北 2019」
- 実施日時
- 2019年8月18日(日)14:00開演
- 実施場所
- 仙台市太白区文化センター 楽楽楽ホール
- プログラム
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高橋 遥香:クラゲのダンス(ピアノ独奏)
高野 育恵:秋のワルツ(ピアノ独奏)
齋藤 楓:秋の終わりに(ピアノ独奏)
舘田 宗達:チェロとピアノのためのソナタ
松邑 直樹:I.D.(チェロとピアノ)
太田 真依子:空想(ピアノ独奏)
塘 英純:机上の空輸 for Solo Cello(チェロ独奏)
近藤 碧:いざない(チェロとピアノ)
我妻 英:チェロとピアノのための小二重奏曲
松橋 孝二:Trains(チェロとピアノ)
本村 美稀:チェロソナタ ハ短調(チェロとピアノ)
- 出演
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演奏者:吉岡 知広(チェロ)、田中 絢子(ピアノ)
司会:岩渕 葵
主催者からのレポートをお届けします。
22歳以下の東北在住・出身者より作品を募り、その中から選考した11作品によるコンサートを開催した。応募対象の楽器編成はチェロ、ピアノの独奏か二重奏である。当日は小学生から大学生まで幅広い世代に渡る作品を演奏経験豊富な2名の演奏者によって上演された。チェロは吉岡知広氏(仙台フィルハーモニー管弦楽団首席チェロ奏者)、ピアノは田中絢子氏(元ゲヴァントハウスオーケストラピアノ奏者)である。また、コンサートの司会は今回で連続3回となる、さくらんぼテレビアナウンサーの岩渕葵氏にお願いした。
作品応募総数は、27作品と前回より微増し、出身・在住県としては秋田県以外からの5県と範囲が拡大した。楽器編成は、チェロ、ピアノによる二重奏、ピアノ独奏、チェロ独奏での募集だったが、選出作品では主催者側が指定したすべての楽器編成が出揃った。作品の内容も、3回目となる今回は前々回、前回より少しずつレベルアップしてきている。
演奏も演奏者が丁寧に作曲者とコンタクトを取り、作品の意図に忠実な演奏をして頂いた。コンサートとして、手前味噌ながら完成度が高いものを聴衆に提供できたと思っている。