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一般社団法人 琉球フィルハーモニック「響け!復興へのハーモニー in名取 ~つながる未来~ 岩手・宮城・福島・沖縄の子どもたちによる合同オーケストラコンサートVol.4」

  • 実施日時
    2019年8月18日(日)14:00開演
  • 実施場所
    名取市文化会館 大ホール (宮城県名取市)
  • プログラム

    (1) W.A.モーツァルト:「アヴェ・ヴェルム・コルプス」
    (2) W.A.モーツァルト:序曲「劇場支配人」
    (3) L.アンダーソン:「シンコペィテッド クロック」
    (4) 坂本 英城:「文豪とアルケミスト」のテーマ
      高橋 まな(ヴァイオリンソロ(那覇ジュニアオーケストラ))
    (5) E.W.エルガー:「威風堂々第一番」より抜粋
    (6) A.L.ヴィヴァルディ:「四季」より「春」第一楽章
      土屋 萌々圭(ヴァイオリンソロ(エル・システマジャパン相馬子どもオーケストラ))
    (7) 「東北3県メドレー」“相馬盆唄/青葉城恋唄/ひょっこり ひょうたん島”
    (8) 黒須 克彦:「夢をかなえてドラえもん」
    (9) 寺島 尚彦&BEGIN:「さとうきび畑」&「島人ぬ宝」
    (10) 岩井 俊二(作詞) 菅野 よう子(作曲):「花は咲く」
    アンコール:「ふるさと」

  • 出演

    エル・システマジャパン 大槌子どもオーケストラ (岩手県) 11名
    名取市立増田中学校吹奏楽部 有志 (宮城県) 20名
    エル・システマジャパン相馬子どもオーケストラ (福島県) 33名
    那覇ジュニアオーケストラ (沖縄県) 14名
    NHK仙台少年少女合唱隊 (宮城県) 28名
    武蔵野大学附属千代田高等学院吹奏楽団 有志 6名
    佐藤 寿一 (指揮)

主催者からのレポートをお届けします。
 今年で4回目をかぞえる『「響け!復興へのハーモニー in名取 ~つながる未来~」岩手・宮城・福島・沖縄の子どもたちによる合同オーケストラコンサート Vol.4』(琉球フィル主催)を8月18日(日)宮城県名取市の名取市文化会館 大ホールで開催し、子どもたちの熱演に大きな拍手が送られました。
岩手県から「エル・システマジャパン大槌子どもオーケストラ」、宮城県から「名取市立増田中学校吹奏楽部 有志」「NHK仙台少年少女合唱隊」、福島県から「エル・システマジャパン相馬子どもオーケストラ」、沖縄県から「那覇ジュニアオーケストラ」、そして今回は東京からボランティアと演奏にも参加してくれた「武蔵野大学附属千代田高等学院吹奏楽団 有志」も加わり、総勢112名が参加しました。台風も心配されましたが、本番の前日に全員勢揃い、佐藤 寿一さん指揮のもと4時間の合同リハーサルを行いました。
コンサートでは東日本大震災はじめ日本各地で発生した地震や豪雨などでお亡くなりになった多くの方々へモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を献奏しました。

琉球フィル事務局長 上原 玲子の司会進行で、クラシックの名曲からゲーム音楽、そして各県縁の曲を演奏。中でも琉球フィルゲーム音楽ディレクター坂本 英城氏作曲のゲーム音楽「文豪とアルケミスト」のテーマでは那覇ジュニアオーケストラから高橋 まなさんが、ヴィヴァルディ作曲の「春」第一楽章では今回コンサートマスターを務めていただいた相馬子どもオーケストラの土屋 萌々圭さんがソロ ヴァイオリンを担当し、素晴らしい演奏を披露してくれました。

コンサートの後半ではNHK仙台少年少女合唱隊も加わり、「夢をかなえてドラえもん」「島人ぬ宝」や、武蔵野大学附属千代田高等学院吹奏楽団 有志も演奏に参加した「花は咲く」、アンコールの「ふるさと」など、思いのこもった演奏を披露しました。
子ども達の熱演に、会場から大きな拍手が送られコンサートを終えました。
終演後、名取市の山田 司郎市長はじめ来場いただきました多くの方から嬉しい声が多く寄せられ、一体感を感じる演奏を称える声や、涙ぐまれた方も多くいらっしゃったと伺いました。また、公演の継続を望む声が寄せられました。御来場下さいました皆様、協力を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。

コンサートの終演後は会場ロビーにて懇親会を行いました。
会場では大きな笑い声や、一緒に写真を撮ったりとコンサートの成功をみんなで喜び合いました。