- 11
くまもと音楽復興支援100人委員会「第3回 熊本地震復興祈念コンサート ヴェルディ/レクイエム ほか」
- 実施日時
- 2019年 5月12日(日)15:00開演
- 実施場所
- 市民会館シアーズホーム夢ホール
- プログラム/出演
-
【第1部】 熊本の若い才能とプロの共演
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調Op.64第三楽章
月野彩也子(ヴァイオリン)、(共演:三舩優子(ピアノ))
ハイドン:ピアノ協奏曲 二長調Hob.XVIII-11 第一楽章
菊川和菜(ピアノ)、(共演:下野竜也指揮九州交響楽団)
【第2部】
ヴェルディ:レクイエム
下野竜也(指揮)、九州交響楽団を中心とした特別オーケストラ
九州の有志(合唱)、髙橋絵理(ソプラノ)、八木寿子(メゾソプラノ)
城 宏憲(テノール)、青山 貴(バス)
主催者からのレポートをお届けします。
復活、第九に続けて最終回としての熊本地震復興祈念コンサートが終了しました。
偶然から始まったこのシリーズは想像を超えた結果になりました。この最終回も満員の会場で素晴らしい音楽が演奏され、多くの人の心がひとつになりました。
第1部の若い才能とプロの共演では若い人だけが持つ新鮮な音楽を、第2部のレクイエムでは特別な機会ならではの感動が詰まった音楽を聴くことができました。
以下、SNSなどから選んだお客様、演奏者、九響事務局の感想です。
○お客さん
昨日の復興祈念コンサート、ヴェルディのレクイエムのクライマックスに感涙しました。合唱の響きが凄まじい追悼の叫びとなり、とめどなく涙があふれました。私も演者が帰るまでずっとスタンディングオベーションしました。前へと進む大きなエネルギーをいただきました。本当にありがとうございました。
○九響首席オーボエ奏者の佐藤さん
「こんな気持ちになれる本番はそうそうない。音楽家をやっていてよかった。そう思った2年前の復活。周りもみんな口々にそう言っていた。それを更に超えた今日。信心深くない僕でも、今日の黙祷の深さは物凄いものがあった。」
○九響事務局の津山さん
先日の復興祈念コンサートでは大変お世話になりました。
「復活」をやることが決まってから、「第九」「レクイエム」と、あっという間に第3回をむかえましたね。これほど意志を持った演奏は一生に一度あるか?だと思っています。
九響も指揮者、ソリスト、合唱団、他オケのメンバー、制作の皆さん、と普段の公演ではない素晴らしい経験を積むことができました。本当にお世話になり、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申しあげます。