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ふくしま「第九」の会「第九」日本初演100周年記念・東日本大震災復興祈念 第23回ふくしま「第九」の会演奏会

  • 実施日時
    2018年12月16日(日)14:00開演
  • 実施場所
    福島市音楽堂大ホール
  • プログラム/出演

    【第一部】

    和合亮一(作詞)/信長貴富(作曲):混声合唱曲「夜明けから日暮れまで」
    大木惇夫(作詞)/佐藤眞(作曲):混声合唱のためのカンタータ「土の歌」より第7楽章「大地讃頌」

    ~会場の皆様と古関メロディを合唱~
    サトウハチロー(作詞)/古関裕而(作曲):「長崎の鐘」
    加賀大介(作詞)/古関裕而(作曲): 「栄光は君に輝く」(全国高等学校野球大会の歌)
    遠藤久典(指揮)、柳沢慶子(ピアノ)

    【第二部】

    ベートーヴェン:交響曲第九番 ニ短調作品125「合唱」
    嶋津武仁(指揮)
    ふくしま「第九」の会・会津「第九」の会・桐生EBISU合唱団(合唱)
    「第九」100周年記念管弦楽団福島(管弦楽)

主催者からのレポートをお届けします。
 1986年創立のふくしま「第九」の会は、昨年第7回ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞を戴き、12月16日ベートーヴェンの誕生日に福島市音楽堂において「第九」日本初演100周年記念・東日本大震災復興祈念の第23回演奏会を開催しました。
 特に今回は「音楽の力による心の復興」を掲げ、飯舘村等の福島第一原発事故の被災者である親子の皆様をご招待し、満場に近いお客様と共に音楽を通して心の復興に少しは貢献できたと思っております。
 第一部では来賓席の作詞家、和合亮一先生を前にして歌った「夜明けから日暮れまで」。そして「大地讃頌」。また、2020年4月から始まるNHK「朝ドラ」採用の古関メロディ「栄冠は君に輝く」等、いずれも心に響く合唱曲を選びました。
 第二部では、ベートーヴェン研究をライフワークとする作曲家で福島大学名誉教授の嶋津武仁先生指揮による「第九」演奏。「汝が優しき翼の下に憩わば、すべての人は兄弟となる」と人類愛を謳う生の「第九」に触れ、舞台と客席が一つになり、多くの人々が13年ぶりの全曲演奏の醍醐味を堪能。Bravo!Bravi! 歓声が響き、感動は、やがて感謝へ・・・。
 2020東京五輪は、7月22日福島からスタート。前夜祭では「第九」と復興支援歌の演奏を目指しています。会津や郡山、そして全日本「第九を歌う会」連合会等と連携し、さらに高校生など福島の次世代を担う若い力を結集し、1000人の「第九」で福島の復興を世界へ発信いたします。