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岩手県管弦楽連盟 「岩手県管弦楽連盟 管弦楽フェスティバル2017」
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- 実施日時
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2017年 12月10日(日)14:00開演
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- 実施場所
- 胆沢文化創造センター大ホール(岩手県奥州市)
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- プログラム
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ヴィヴァルディ:シンフォニアRV122
パッヘルベル:カノン
フレッチャー:フォークチューン
フレッチャー:フィドルダンス
シュトラウス:ラデツキー行進曲
アンダーソン:クリスマスフェスティバル
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- 出演
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寺崎 巖(宮古市民文化会館芸術監督)(指揮)
牛腸和彦(東京シアターオーケストラ) (トランペット)
奥州ジュニア・オーケストラスクール
もりおかジュニア・オーケストラ
田園室内合奏団 一関市民オーケストラ
宮古弦楽アンサンブルの会(A-RI-E、セガーレ)
オープン参加 花巻弦楽教室
講師:いわてフィルハーモニー・オーケストラ
協力:北上フィルハーモニー管弦楽団 北上吹奏楽団
主催者からのレポートをお届けします。
岩手県管弦楽連盟は数十年ぶりに復活した岩手芸術祭の管弦楽部門として管弦楽フェスティバル2017を開催することができました。震災前すでに、過疎化・少子化・地方経済の疲弊・人口の都市への流出など多くの問題を抱え、管弦楽連盟も消失し、全体的に低調な状態が続いておりました。2011年の震災はそれに更なる打撃を与えたことは言うまでもありません。しかしながら、震災後の多くの支援によってもう一度「ふるさと」を見つめなおし、この地での芸術の復興を夢見て邁進してまいりました。そして皆様からの力添えによって息を吹き返したばかりでなく、ジュニアオーケストラの新設(4団体)など、新たな取り組みが各地で行われ、ジュニアオーケストラ在籍のメンバーは、宮古・盛岡・奥州・花巻など合わせてもうすぐ100名となる盛況となっています。震災前の通年活動ジュニアが0だったことを考えると驚異的と言えます。
岩手は四国四県合わせた面積と同じくらい広い県土に小規模市町村が点在するという、地理的に不利な点が多く、学校も毎年のように統合・合併が進む現状がありますが、この管弦楽連盟の活動など、全県下で取り組むことで、子どもたちの連携や世代間交流を進め、更なる芸術活動の活性化を進めていくつもりです。