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「第4回 ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞」を下記の18活動に決定しました。助成金総額は、1,310万円です。また一部の活動についてはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員がコンサートや演奏指導等に参加します。
震災被害の大きかった宮城野区に平成24年10月に開館した施設。低料金の室内楽コンサートや、無料の公開リハーサル、出演者によるゼミナール、中高生を対象としたクリニックなどを開催し、クラシックの裾野拡大を目指す。
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昭和59年設立のアマチュアオーケストラ。70回記念に名手を招き、上演機会の少ない名曲を演奏。新潟市内の避難者と新潟市ジュニアオーケストラ教室メンバーを招待し、被災者とこどもたちに元気と希望を贈る。
公募・委嘱による復興に寄せた新しい詩や地元ゆかりの詩人の作品から新たに作曲を委嘱し6作品を制作する。宮城県内の青少年合唱団約250名と演奏家たちによるコンサートを開催し、明日をになう青少年や地域の絆を育む。
昭和52年設立の吹奏楽団が、市内養護施設・障害者施設利用者と被災地からの避難者を招待し、第40回の節目に初の委嘱作品の初演を行うほか、楽団OB&OGと共に演奏し、音楽によって元気と活力、夢・希望を与える。
震災時高校3年生だったメンバーで2012年10月に東京音楽大学の学生(当時)で結成した金管六重奏。震災復興をテーマとした委嘱作品を中心に、老若男女が楽しめる演奏会を開催。また県内の小学生から高校生までを対象に集中講座とミニコンサートを開催。
【学校指導】
【演奏会】
福島県内ではいまだ約12万人が避難生活をしている状況で、追悼式、小中学生の合唱、高校生と一般合唱団の合唱の3部構成により、「音楽による心の復興を!」のメッセージを福島から全国に発信する。
宮沢賢治が「農民芸術概論綱要」で述べた理想に基づき農閑期のみ活動する楽団として、平成6年に道内の農業関係者によって設立されたアマチュアオーケストラ。これまでで最北地となる名寄で定期演奏会を平成27年5月完成の新しいホールで開催する。
管弦楽・弦楽合奏部活動が盛んな郡山市の公立小中学校9校が初めて一堂に会し、各校毎の演奏および合同演奏を行う。生徒達の技術向上と人間性育成に資することを目的とし、将来福島県内の小中高校全ての合同演奏会を目指す。
震災後県内各地からの要請を受け、県初のプロ・オーケストラとして盛岡で定期公演を開催。津波による会館の休館などにより市民の芸術文化活動が停滞を余儀なくされた宮古で、「心の復興」を掲げ市民参加による第九を演奏する。
平成21年音大出身者等を中心に設立、原発事故により一時活動は困難を極めたがようやく震災前の状態に戻った。女声合唱団とのジョイントにより、いまだ避難生活を送っている方々を招待し、励まし力づける演奏会を開催する。
新たに活動を開始したばかりのホール付きオーケストラ、長年寄り添ってきた合唱愛好家、平成27年に開催の音楽コンクール入賞者が大集合し、「第九」終楽章ほかを演奏し、会館35年を祝うとともにこれからの活動につなげる。
震災から5年を迎える3月、岡山・盛岡・仙台・山形の出演者・スタッフ共同で「ドイツ・レクイエム」を上演する。岡山では復興について考えるきっかけを、東北3都市では心の慰めをもたらし、日本全体で復興に向う気運を高める。
津波被害のあった千葉県東部地域で、「文化芸術の持つ力による復興支援」を展開。オペラに触れる機会の少ない地域に普及と振興を図るため、県民参加による合唱で開催するとともに、被災者・児童福祉施設などのこどもたちも招待し心の復興を図る。
平成26年から毎年、岩手・宮城からの音楽家がプロ・アマを問わず集い、地震発生時刻に黙祷を捧げて始まるオーケストラと合唱によるコンサートを開催している。入場無料で、自己資金と篤志家の善意によって運営。
震災後いち早く住宅など被災者支援を行ってきた沖縄で、那覇のジュニアオーケストラと岩手・宮城・福島の子どもたちが音楽を通して交流を深め、被災地との絆の架け橋となる合同コンサートを実施する。
音楽を通しての成長を目的に昭和58年から活動する岩手県初のジュニアオーケストラ。5歳の幼児から小中高、大学生が集い近隣の山間部の子供達も招いて一緒に練習の成果を発表する。また沿岸部の方々を招待する。
昭和58年創立で自らも被災者でありながら、慰問演奏や復興支援演奏活動を続け、「地元から始める復興」をテーマに仮設住宅の避難者を招待して演奏会を行う。老朽化した楽器を買い替えるなど40周年に備えていく。
被災者を含めた地域住民に感謝をこめて、ヴァイオリン・チェロ、吹奏楽、ギター、男声合唱、ゴスペルの5アカデミーによる、気軽に参加できるワークショップやアウトリーチを行い、音楽の力を活かした地域づくりを展開する。
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