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「第3回 ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞」を下記の18活動に決定しました。助成金総額は、1,300万円です。また一部の活動についてはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団員がコンサートや演奏指導等に参加します。
開館33年のバッハホールを拠点に、音楽の力で地域社会を活性化するため、今年5月に設立された宮城県内外からの10歳未満~60代の50名によるアマチュアオーケストラが第1回の演奏会を開催する。
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1977年発足の合唱団が震災復興と次世代への音楽文化継承を目的として、第一線で活躍する音楽家・地元小学校合唱部と大作に取り組む。困難に立ち向かう聖パウロの物語を伝え復興を目指す力としたい。
復興に寄せた新しい詩を一般公募・委嘱し、作曲を委嘱し6作品を制作する。宮城県内の青少年合唱300名と演奏家たちによるコンサートを開催し、明日をになう青少年や地域の絆を育む。
震災後に県内各地からの要請を受け、県下初のプロ・オーケストラとして盛岡で定期公演を行ってきたが、沿岸部でも開催することは、復興の新たなスタートとして象徴的な取り組みとなる。
福島県の中・高校の音楽教師および音楽大学出身者からなる創立24年の合唱団。避難者を招待し管弦楽団つきの演奏会を行い、夢・希望・愛・絆の力の再確認を聴衆とともに共有することをめざす。
甚大な被害のあった旭市に所在するホールとして、「文化芸術の持つ力による復興支援」を展開。県民からの要望の高い「第九」を東京音楽大学学生オケ・県民合唱団で演奏し、被災者と児童福祉施設のこどもを招待する。
全国の連盟会員アマチュアオーケストラの現リーダー・次世代リーダーおよび公募による参加者を対象に、弦楽器の奏法・表現方法を指導し、演奏技術向上、ひいては各地域の音楽文化発展に資する。
地震津波の被災を受け原発避難者を受入れる中で、練習を続けてきた「水のいのち」全曲を、加盟団体による合唱祭で演奏、曲の持つ強いメッセージを伝え、震災からの復興を祈念する。
震災後一時離れたが風評被害にもめげずに戻りつつある福島在住の中国・韓国籍の方々と県民・こどもたちのために、各国の音楽を演奏し、心の復興、さらにはアジアとの連携、文化交流を発信する。
2011年5月エストニアでの「東日本大震災被災者のためのチャリティーコンサート」で演奏されたエストニア人作曲の合唱曲を中心に、民族楽器カンネルの奏者も招き、鎮魂と復興の祈りをこめた公演を行う。
郡山市の中学校オーケストラと交流・指導活動を続ける京都フィルが、こどもの心のケアと未来への希望を願い、郡山市立全中学校のオーケストラ部、合唱部の選抜メンバーとともに「第九」を演奏する。
【ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバー指導】
福島在住の詩人 和合亮一氏がツイッターで発信した「詩の礫」に心を動かされた新実徳英氏作曲の「つぶてソング」。風化させないため、福島市の中高生や会場の方と思いをひとつにして合唱する。
2009年発足の白河地区小中高生を中心とした弦楽オーケストラ。一時活動を中断していたが再開、節目の第5回定期演奏会を開催し、念願のチャイコフスキー弦楽セレナーデ全曲演奏に挑戦する。
郡山市を本拠に1986年から活動、モーツァルトの交響曲全曲演奏に取り組む。第2回受賞者で、ウィーン・フィルメンバーと共演、質の高い演奏会との反響を得た。さらなる向上、長く継続的な活動を目指す。
1983年創立で自らも被災者でありながら、慰問演奏や復興支援演奏活動を続け、「地元から始める復興」をテーマに仮設住宅の避難者を招待して演奏会を行う。楽器を買い替えるなど40周年に備えていく。
2009年設立、仲間を失い離れ離れになりながら活動を続けるMJC(南相馬ジュニアコーラス)が、福島のこどもの受入れを行っている松本市で、地元合唱団と合同演奏し、こどもたちと交流をはかる。
福島市で管弦楽器を演奏する中学生75名を選出し、海外のクラシック音楽家18名と2週間のレッスンの後、福島と東京の2公演に共演する。英国籍の団体が2011年から始めた活動、今後も継続の予定。
1996年開館のえずこホールを拠点に、行政と住民が地域に根ざした文化芸術活動を展開。弦楽・ウィンド・ギター・男声合唱・ゴスペルのアンサンブル5団体を中心に複合的で開かれた活動、音楽の力による地域活性化を目指す。
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