- 03
復興の詩プロジェクト復興の詩プロジェクト「いま、ひとつに VOL.4
- 実施日時
- 2014年12月6日(土)13:30開演
- 実施場所
- 太白区文化センター楽楽楽ホール(宮城県仙台市)
- プログラム
-
STAGE-1A『復興の響き~独唱と合唱と~』
合唱団Clair 指揮:伊深 礼子
・見上げてごらん夜の星を(いずみ たく/永 六輔)
・いのちの歌(村松崇継/Miyabi)
・キリエ(ハビエル・ブストー)塩釜高校合唱部 指揮:平山 俊幸
短歌による無伴奏女声合唱曲集より
・風になる
・木曜日(高嶋 みどり/俵 万智)合唱:ゆずりの葉少年少女合唱団 指揮:三神 博子 ピアノ:本多 葉子
・~宮城のわらべうた~
あめこんこん(本間雅夫)
おちゃをのみに(コチャール・ミクローシュ)
ねんねこせ(末永聡行)
・ひとつ(江村 玲子/佐藤 文亮)独唱:松本 彩花(西多賀中学校3年・独唱コンテスト 最優秀賞)
ピアノ:松浦 真沙・まあるくとなり(内藤 淳一/武田 こうじ)
独唱:
小野 陽菜多(長命ヶ丘小学校5年・独唱コンテスト 最優秀賞)
中村 ひかる(西多賀中学校1年・独唱コンテスト 最優秀賞)
恒松 恵太(尚絅学院大学2年・独唱コンテスト 最優秀賞
ピアノ:松浦 真沙・クレヨンの夢(松浦 真沙/熊田 志緒梨)
合唱:金剛沢小学校合唱団
独唱:伊藤 巧真(金剛沢小学校6年・独唱コンテスト 優秀課題曲賞)
指揮:大槻 葉子 ピアノ:松浦 真沙・楽しく生きられたらいいな(江村 玲子/菅原 淳央)
合唱:
西多賀・八木山中学校合唱愛好会"Ami Choeur"
金剛沢小学校 合唱団
ジュニア&ユースコーラス'Raw-Ore'有志
指揮:大槻 葉子 ピアノ:松浦 真沙・この広い世界の片隅から(松浦 真沙/みなづき みのり)
独唱:加藤 大幾(仙台西高校3年・独唱コンテスト 最優秀賞)
合唱:西多賀・八木山中学校合唱愛好会"Ami Choeur"
ジュニア&ユースコーラス'Raw-Ore'有志
指揮:大槻 葉子 ピアノ:松浦 真沙・ありがとう(ヘンデル・高橋 侑子/金丸 真)
STAGE-2『復興の響き~コーラス・ステージ~』
五橋中学校合唱部 指揮:蓑輪 真理子
・花は咲く(菅野 よう子/岩井 俊二) ピアノ:中嶋 萌寧
・夢をあきらめないで(岡村 孝子) ピアノ:古川 輪華長町中学校合唱部 指揮:浅野 恒彦 ピアノ:山崎 郁絵
・Tomorrow(杉本 竜一)
・一つの明かりで(ミマス)合唱:仙台第一中学校 指揮&ピアノ:佐藤 美貴子
・涙そうそう(BEGIN/森山 良子)
・無伴奏無伴奏女声合唱曲集『なみだうた』 より
なみだうた(信長 貴富/谷川 俊太郎)
涙(信長 貴富/竹久 夢二)合同合唱 指揮:内藤 淳一 ピアノ:松浦 真沙
仙台南高校音楽部合唱団
仙台西高校合唱部
塩釜高校合唱部
多賀城高校合唱部
仙台第二高校合唱部
仙台青陵中等教育学校合唱部
ジュニア&ユースコーラス'Raw-Ore'有志
合唱団Bless/聖和学園高校合唱部・夕暮れカレー(内藤 淳一/武田 こうじ)
・くちびるに歌を(内藤 淳一:作曲・編詩/ツェザー・フライシュレン:原詩 山本有三:訳詞)全員合唱 指揮:内藤 淳一 ピアノ:松浦 真沙
出演者全員・わせねでや(ヒザシ/内藤 淳一:編曲/内海 和子)
STAGE-3 『レクイエム~大震災犠牲者に捧ぐ~(辻 秀幸先生をお招きして)』
レクイエム(松浦真沙)
指揮:辻 秀幸
アルト独唱:高山 圭子
バリトン独唱:高橋 正典
エレクトーン:山木 亜美
サクソフォーン:有村 純親
フルート:櫻井 希 宮地 夏海
合唱:
仙台南高校音楽部合唱団/仙台西高校合唱部
ジュニア&ユースコーラス’Raw-Ore’有志 合唱団Bless有志
中学生・高校生・一般有志/声楽家有志
女声アンサンブル:
塩釜高校合唱部 合唱団Clair有志 声楽家有志
児童合唱:
西多賀・八木山中学校合唱愛好会"Ami Choeur"
金剛沢小学校合唱団
主催者からのレポートをお届けします。
復興の詩プロジェクトは2011年3月より、数多くの合唱団のご協力のもと街かどコンサートを中心に、120回を超える復興支援コンサートを実施して参りました。この度は第3回ウィーンフィル&サントリー音楽祈念賞を受賞させていただきまして、実行委員会一同心より御礼申し上げます。そして、サポーターの皆様はじめ数々のご支援を賜りました。皆様のお陰で公演が無事に開催できましたことを感謝申し上げます。
今回のコンサートでは、県内で活躍されている6つの合唱団のステージと、今年制作された6つの「復興の詩」の楽曲を、11月に開催された独唱コンテストにおいて、参加総数約100名の中から各部門の最優秀賞を受賞された学生さんの独唱と、県内の若い合唱団の合唱の演奏で全曲発表されました。若く清々しいハーモニーと、中でも、若い学生の独唱にお客様は感心されたようでした。
また、当プロジェクトで初演され、今年教育芸術者様より楽譜が出版されました仙台南高校の教諭である内藤 淳一先生の作品2曲をこの日結成された、高校生・ユースによる約120人の合同合唱で演奏され、会場を沸かせました。ステージ2のフィナーレでは、この日の参加者250人全員で歌う復興支援ソング「わせねでや」の大合唱が会場全体に響き渡り、お客様の感動の涙を誘いました。
終演後の解散式では、辻 秀幸先生より、「是非この活動を続けて下さい」との激励のお言葉を賜り、ソリストや作曲家の皆様からも、是非継続していきましょうとのお言葉に支えられ、来年以降の継続に向けて、実行委員会・参加者一同、ともに心を新たにしました。
「復興の詩」の楽曲を通して、歌う青少年や、聴いてくださるお客様の復興への想いが強くなっていくこと、また、楽曲や合同合唱などを通じて、若者同士の交流が深まっていることを今年は特に強く実感しています。これからの復興を担う青少年の音楽を通して成長していく姿を、復興の詩プロジェクトでは応援していきたいと思っております。活動の様子は随時Youtubeで発信していきますので、どうぞ今後とも復興の詩プロジェクトの活動を応援して下さい。