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福島室内合唱団「福島室内合唱団 第3回定期演奏会」

  • 実施日時
    2014年2月9日(日)14:00開演
  • 実施場所
    福島テルサFTホール
  • プログラム

    Ⅰ ロマン派の合唱曲(女声合唱)

    ロッシーニ:三つの聖歌 信仰・希望・愛

    シューマン:流浪の民

    ブラームス:三つの宗教的合唱曲 作品37
    おお、いつくしみ深きイエスよ
    キリストをあがめ
    天の元后

    II 北欧の現代合唱曲 (女声合唱)

    ボイエゼン:われらの父よ

    アイエルゼン:さまよえる星々

    III 賛助出演(男声合唱団「トリンクリート」)

    バード:三声のミサ から Credo

    バルトーク:五つのスロバキア民謡

    ジルヘル:ローレライ

    IV 日本の歌(女声合唱)

    信長貴富:女声合唱とピアノのための赤い鳥小鳥から
    -北原白秋動揺詩集-第1章 小さないのち

    日本古謡:さくら さくら

    岡野貞一:ふるさと

    中田 章:早春賦

    V 合同演奏(混声合唱)

    ヘンデル:メサイア(救世主)から
    22、24、31a、31、33、35、47

  • 出演

    高麗正宣(指揮)、西村 静(ピアノ)、吉村朋子、竹田朗子、長谷川規子、松本聖美、星真木子(ソプラノ)、冨田 愛、加藤あゆ美(アルト)、菊池和彦(テノール)
    福島室内合唱団、男声合唱団「トリンクリート」

福島室内合唱団は、全員が福島県居住で、学校や音楽教室の先生達からなる女声合唱団だそうです。さすが「合唱王国」といわれる福島県ですね。公演に先立ち、賞状をお渡しいたしました。

主催者からのレポートをお届けします。
福島室内合唱団は、国内外での演奏会及び各種コンクールへの出場を目的に福島県全域より会員を募り、美しい室内楽の響きと芸術性の高い演奏を目指し、月に2回程練習を行っています。現在は女声合唱団として活動していますが、将来は男声を加え混声合唱の名曲の演奏も視野に入れております。
原発事故以来、数多くの方々が福島で避難生活をいまだ余儀なくされております。今回の演奏会では、苦難の生活をされている方々を多数ご招待し、女声合唱、男声合唱、混声合唱、独唱などでお互いに勇気をつけ、絆を深め元気な姿、感動を共有する事を目的に企画しました。しかし本番当日は何十年ぶりの大雪で交通機関の乱れもあり、客席に空席が目立ったのは残念な事でしたが、何とか初期の目的を果たすことが出来ました。当団は通常、女声合唱団として活動しておりますが、盟友の男声合唱団「トリンク」とは、第1回定期演奏会以来、交互に賛助出演し単独のステージを持ち、同時に合同演奏で混声合唱の名曲に取り組んできました。平成26年度は、ヘンデルの名作「メサイア」をプロのオーケストラと共に、ソリストに松本聖美(ソプラノ)、小原伸枝(アルト)、佐藤淳一(テノール)、小原浄二(バス)の各氏を招き、全曲演奏会を予定しております。
今回同様、避難されている方々及び多くの方々をご招待し、感動、勇気、希望を共有できれば、と願っております。