会場となった体育館では、子どもたちは奏者のすぐ目の前に座って、リラックスして演奏を体験する事ができました。モーツァルトの優しい旋律に、身体を揺らしながら聴き入る生徒も。幼い頃日本に滞在した経験があるチェロのアンネッテ・ヤコヴチッチによる日本語での楽器紹介もはさみながら、ウィーンの音楽を楽しんでもらいました。

コンサートが終わる頃には、演奏家とこどもたちはもうすっかり友達同士に。帰りのバスに乗り込む間際まで、たくさんの小学生がウィーン・フィルのメンバーとハイタッチや握手で別れを惜しみました。