仙台ジュニアオーケストラのためのワークショップ

  • 日時
    2012年11月3日(土)14:00~17:00
  • 場所
    仙台市青年文化センター(仙台市青葉区)
  • 曲目

    ドリーブ:バレエ組曲『シルヴィア』から「バッカスの行列」

  • 参加者

    ヴァイオリン:ゲラルド・シューベルト

    ヴィオラ:ペーター・ペッヒャ

    チェロ:ヤン・リシュカ

    コントラバス:ミヒャエル・ブラーデラー

    フルート:ディーター・フルーリー

    オーボエ:ベルンハルト・ハインリッヒ

    ホルン:ロベルト・ロレンツィ

まずは、弦・木管・金管・打楽器の4つのパートに分かれ、各部屋で約1時間の練習を行いました。
「ウィーン・フィルのメンバーは、ジュニア向けという指導ではなく、かなり本格的な指導で驚きました。」と仙台フィルの方々も指導方法についての発見もあったようです。
こどもたちは真剣に練習をし、めきめきと上達した1時間でした。

休憩後、全員が集合し全体練習を行いました。

その後は、質問コーナー。
「どのくらい練習したらウィーン・フィルに入れますか?」の問いに「たくさん練習しなくてはダメです。そして、ただ練習するのではなく、その方法が大切。」と。
他にも様々な質問が出て、それぞれに丁寧に答えてくれました。「良い音楽を聴いて心に響く、その自分の感覚を大切に磨いていくように。」「お互いの音を聴きあっていくと、仲間意識も強まり、グループの一体感が大切。」と、技術だけでないアドバイスもありました。仙台ジュニアオーケストラ(小学校5年生から高校2年生までの約120名)への指導は、5年間続け、将来的にはウィーン・フィルのメンバーとの合同演奏会を目指しています。成長が楽しみですね。