アートのまめちしき(サントリーホール編(へん)) この人は誰?サントリーホール誕生と深くかかわっているよ! 【無料招待】小・中学生をペアでご招待する佐治シートの案内もこちらから
2019.10.21
この人の名前は佐治敬三(さじ けいぞう)。ウイスキー、ビール、お茶、コーヒー、ジュースなど飲み物を製造(せいぞう)販売(はんばい)する会社、サントリーの2代目社長でした。会社の事業を大きくするのと同時に、ゆたかな生活に欠(か)かせない文化を支援(しえん)することにとても熱心(ねっしん)でした。そして「クラシック音楽を日本人の生活文化として根づかせたい」という長年の夢(ゆめ)をかなえようと、世界一美しい響(ひび)きをめざした、東京ではじめてのコンサート専用(せんよう)ホールをつくることを決めたのです。こうして1986年10月12日にサントリーホールは誕生(たんじょう)しました。
今年、2019年は佐治敬三の生誕(せいたん)100年です。これを記念(きねん)して、11月1日(金)から11月30日(土)まで、サントリーホールの大ホール1階と2階のろうかの壁(かべ)で『夢大きく-創設(そうせつ)者・佐治敬三 生誕100年記念展示(てんじ)-』を開催(かいさい)します。この期間に大ホールのコンサートに来ることが会ったらぜひ見てね。
サントリーホールでは、若(わか)い人たちにもっとクラシック音楽に親しんでもらいたい、という佐治敬三の思いを受けて、小・中学生のみんなを対象(たいしょう)に、土・日・祝日(しゅくじつ)に開催(かいさい)される大ホール公演(こうえん)に3組6名様を無料(むりょう)で招待する、「佐治敬三 ジュニアプログラムシート」(佐治シート)という取り組みを2004年から行っています。1,000組以上の親子がこの佐治シートで一流の音楽に触(ふ)れてきたんだよ。佐治敬三生誕100周年を記念して、サントリーホール主催公演ではご招待数をペア6組に拡大して実施しています。
佐治シート2019年12月・2020年1月公演のご招待
■2019年12月15日(日) 11:00開演 大ホール
東京交響(こうきょう)楽団(がくだん)&サントリーホール「こども定期演奏(えんそう)会」2019年シーズン 「音楽レシピ~音楽は何でできている?」第72回『リズム』
■2020年1月6日(月) 14:00開演 大ホール
サントリーホール ニューイヤー・ファミリークラシック 2020
ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団