東京交響楽団(こうきょうがくだん)&サントリーホール「こども定期演奏会」2019年シーズン「音楽レシピ~音楽は何でできている?」の最終(さいしゅう)回、12月公演(こうえん)は、東京交響楽団の正指揮(しき)者、飯森(いいもり)範親(のりちか)さんが登場し、「リズム」というテーマでおとどけします。
飯森さんは、2014年からずっとこども定期演奏会の最後(さいご)の回で、オーケストラメンバーとなったこども奏者(そうしゃ)たちと共演(きょうえん)しています。今回こども奏者が演奏するのは、ヨハン・シュトラウス?世作曲の『美しく青きドナウ』。ウィンナ・ワルツの3拍子(びょうし)のリズムを、こどもたちと演奏するのをとても楽しみにしているそうです。
2019年12月15日(日) 11:00開演(かいえん)(10:30開場?10:40~プレトーク)
東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」2019年シーズン?「音楽レシピ~音楽は何でできている?」第72回『リズム』
<出演(しゅつえん)>
指揮:飯森範親 (いいもり のりちか)
チェロ:伊藤文嗣 (いとう ふみつぐ) (*のついた曲を演奏します)
東京交響楽団
司会:坪井直樹(つぼい なおき)(テレビ朝日アナウンサー)
<曲目>
ベルリオーズ:『ラコッツィ行進曲』
スーザ:『ワシントン・ポスト』
チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割(わ)り人形』組曲 作品71a より「ロシアの踊(おど)り(トレパーク)」
ピアソラ:『リベルタンゴ』*
ヨハン・シュトラウス?世:ワルツ『美しく青きドナウ』作品314 ※こども奏者との共演
ラヴェル:『ボレロ』
今回はワルツのほかに、マーチ、ボレロ、タンゴ、そしてロシアの踊りと、いろいろな国の特徴的なリズムを体感できるプログラムです。「タタタ・タタタ・タタ」という4拍子が印象に残るピアソラの『リベルタンゴ』では、東京交響楽団首席チェロ奏者の伊藤文嗣さんが独奏します。
そしてプログラムの最後、ラヴェルの『ボレロ』は同じリズムが169回続(つづ)きます。飯森さんは小学校4年生のときにこの曲を聴(き)いて、この曲を指揮したいという想いから指揮者になったそうです。
飯森さんと伊藤さんに、こども定期演奏会について、またこどものころのお話などを聞いたインタビューも、ぜひ大人の人といっしょに読んでね。
このコンサートは人気のためチケットは売り切れですが、大ホールの土日祝(しゅく)日の公演(こうえん)に、小・中学生を無料(むりょう)でご招待する佐治(さじ)敬三(けいぞう)ジュニアプログラムシートの対象(たいしょう)公演です。応募(おうぼ)すればチャンスがあるかもしれません!応募期間は10月16日(水)から11月25日(月)まで。