東京交響楽団(こうきょうがくだん)&サントリーホール「こども定期演奏会」2019年シーズン「音楽と感情(かんじょう)」の第3回目のテーマは「スタイル」です。こども定期演奏会に、2年ぶり3回目の登場になる下野竜也(たつや)さんが指揮(しき)をして、ピアニストの小山実稚恵(みちえ)さんをゲストにむかえます。小山さんはピアノ協奏(きょうそう)曲(ピアノの独奏とオーケストラがいっしょになって演奏する曲)のほか、オーディションで選(えら)ばれたこどもピアニストと連弾(れんだん)もします。ピアノを通じて、いろいろな音楽と出会うプログラムで、バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ムソルグスキーの作品を曲がつくられた時代の順(じゅん)に演奏します。音楽の形式だけでなく、時代の流れとともにオーケストラの編成(へんせい)が大きくなっていくといった「スタイル」の変化にも注目してください。
2019年9月8日(日) 11:00開演(かいえん)(10:30開場?10:40~プレトーク)
東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」2019年シーズン?「音楽レシピ~音楽は何でできている?」第71回『スタイル』
<出演(しゅつえん)>
指揮:下野竜也ピアノ:小山実稚恵 (*のついた曲を演奏します)
こどもピアニスト(※のついた曲を演奏します)
司会:坪井直樹(つぼい なおき)(テレビ朝日アナウンサー)
東京交響楽団
<曲目>
J. S. バッハ:『平均律(へいきんりつ)クラヴィーア曲集』第1巻(かん)?第1番 ハ長調 BWV 846 より 前奏(ぜんそう)曲 *
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変(へん)ホ長調 作品73「皇帝(こうてい)」より 第1楽章 *
ドビュッシー:『小組曲』より「メヌエット」*?※こどもピアニストとの共演(きょうえん)
シューベルト:『3つの軍隊(ぐんたい)行進曲』D. 733 より *?※こどもピアニストとの共演
ムソルグスキー(ラヴェル編曲(へんきょく)):組曲『展覧(てんらん)会の絵』より「バーバヤガーの小屋(めんどりの足の上に立つ小屋)」「キエフの大きな門
「今は、インターネットの普及(ふきゅう)によって、いろいろ便利(べんり)になりましたが、逆(ぎゃく)に、コミュニケーションが希薄(きはく)になってきていると思います。コンサートホールにはみんなに来てほしい。直接的(ちょくせつてき)なコミュニケーションの復活(ふっかつ)を訴(うった)えたいですね。」と下野さんが話すインタビューも、ぜひ大人の人といっしょに読んでね。