河鍋暁斎(かわなべきょうさい) その手に描(えが)けぬものなし
河鍋暁斎(1881~1889)は、今から150年くらい前の幕末(ばくまつ)から明治(めいじ)にかけて活躍(かつやく)した絵師(えし)です。こどもの頃(ころ)には浮世絵師(うきよえし)・歌川国芳(うたがわくによし)や、伝統的(でんとうてき)な絵師(えし)のグループ・狩野派(かのうは)の先生のもとで絵を学び、その才能(さいのう)をみがきました。
暁斎はいろいろなタイプの絵を描(えが)きました。古い作品をお手本にした絵、花や鳥、思わず笑(わら)っちゃう楽しい絵、幽霊(ゆうれい)や骸骨(がいこつ)のこわい絵、大きな絵、小さな絵・・・。たくさん勉強して身につけた技術(ぎじゅつ)と豊(ゆた)かな発想があったからこそ描けた作品ばかりです。
なんでも描けて、魅力的(みりょくてき)な作品をたくさんのこした河鍋暁斎。どんな作品があるかは、展示室(てんじしつ)でたしかめてね!
※こども向け鑑賞支援(かんしょうしえん)ツール「わくわくわーくしーと」を配布(はいふ)しています。シートを使いながら展覧会(てんらんかい)をみてみよう!
■お休み 毎週火曜日(ただし3/26は18:00まで開館)
■開館時間 10:00~18:00(金・土および2/10(日)、3/20(水)は20:00まで開館)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※作品保護のため、会期中展示替を行います