【夏休みイベントレポート】アートキッズクラブ主催(しゅさい)「いろいろドレドレ ―美術(びじゅつ)と音楽に親しむワークショップ&コンサート」(3~6歳(さい)対象)を開催(かいさい)しました。
2018.09.04
2018年7月27日(金)、28日(土)、サントリーアートキッズクラブでは、3~6歳のみんなのための夏休みプログラム「いろいろドレドレ ― 美術と音楽に親しむワークショップ&コンサート― vol.3 きらきら島のなつまつり」をサントリーホール ブルーローズ(小ホール)で開催しました。
第3回をむかえた今年は、サントリー美術館で開催していた「琉球(りゅうきゅう) 美の宝庫(ほうこ)」展(てん)にちなんで、各国(かっこく)の文化の交差点(こうさてん)になった"きらきら島"の夏祭りにみんなをご招待(しょうたい)しました。
会場に入って、まずは"きらきらじま" "なつまつり" と描(か)かれた「のぼり」に♪や☆の形がくりぬかれた型紙を使ってスタンプでポンポンと色づけします。これは琉球の「紅型(びんがた)」という、型紙を使って布(ぬの)に模様(もよう)をつける方法(ほうほう)の一部を参考(さんこう)にしたものだよ。
その後は、ダンボール素材(そざい)の丸い板と筒(つつ)をモールでつなげてシールを貼(は)って、自分だけの太鼓(たいこ)を手作りしました。

ワークショップの様子
できた太鼓をたたきながら待っていると「イーヤーサーサー」「ハーイーヤー」というかけ声とともに、沖縄(おきなわ)のエイサーを思い起こすオリジナル曲に合わせて、神崎(かんざき)ゆう子さんとMusic Players おかわり団(だん)のみなさんが入場。スタンプで色づけしたのぼりも立って、いよいよ「きらきら島のなつまつり」のはじまり!
NHK「おかあさんといっしょ」第16代うたのお姉さんとしても有名な、神崎ゆう子さんはきらきら島の案内(あんない)役として登場。時代や国を超(こ)えて世界のいろいろな人たちが自分たちのおどりの音楽を披露(ひろう)しにきてくれるおまつりに連れていってくれました。

日本の「炭坑節(たんこうぶし)」という盆踊(ぼんおど)りからはじまって、ノルウェー、フランス、アラビア、アメリカ、ブラジルなど世界中の踊りの音楽を聴(き)きながら、いろんなリズムやはやさにあわせて太鼓をたたいたり、こすったり、そして踊ったり・・。目の前で演奏(えんそう)される音楽にこどもたちの目はキラキラ!
そして夜になったきらきら島で、「火祭りの踊り」という、たましいをしずめ、どんどん激(はげ)しくなる踊りの迫力(はくりょく)にじっと耳をすませました。

きらきらした笑顔があふれました!
そして最後(さいご)はオリジナルテーマソング、「いろいろドレドレのうた」をうたって、あっという間に1時間のプログラムが終了(しゅうりょう)しました。
こどもたちはもちろん、大人も一緒(いっしょ)にリズムをたたいたり音楽を聴いて、心にきらきらした「たからもの」を見つけて、笑顔(えがお)があふれました。
また来年の夏休みもみんなと会えるのを楽しみにしています!