東京交響楽団(こうきょうがくだん)&サントリーホール「こども定期演奏会」2018年シーズン「音楽と感情(かんじょう)」の第3回目のテーマは「泣いて(T_T)」。今ではアメリカを中心に世界で活躍(かつやく)する指揮者(しきしゃ)の原田慶太楼(けいたろう)さんは、17歳(さい)のときにサクソフォンを勉強するためひとりでアメリカへ行き、あるきっかけから指揮者(しきしゃ)になることを決めたそうです。原田さんの友人でもある、ヴァイオリニストの木嶋真優(きしま まゆ)さんとは、アメリカの作曲家フィリップ・グラスの『ヴァイオリン協奏曲(きょうそうきょく)』で共演(きょうえん)します。このヴァイオリン協奏曲は、お父さんを亡(な)くしたフィリップ・グラスが、お父さんが聴(き)いたらよろこんでくれるような曲を書きたいと思って作った曲です。ほかにも、「泣いて」というテーマですが、悲しいだけの曲だけでなく、悲しみをユーモアのある笑(わら)いに変えてしまうような曲もとりあげます。
2018年9月24日(月・休) 11:00開演(かいえん)(10:30開場)
東京交響楽団&サントリーホール「こども定期演奏会」2018年シーズン
音楽と感情 第67回「泣いて(T_T)」
<出演(しゅつえん)>
指揮:原田慶太楼
ヴァイオリン:木嶋真優
司会:坪井直樹(つぼい なおき)(テレビ朝日アナウンサー)
東京交響楽団
<曲目>
ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』
チャイコフスキー:交響曲 第6番「悲愴(ひそう)」 第3・4楽章 より
グラス:ヴァイオリン協奏曲 より 第1楽章
ハイドン:交響曲 第45番「告別(こくべつ)」 より 第4楽章
「今回、4人の作曲家は、それぞれ違う国の人ですが、同じように「泣いて」を表現できます。音楽が世界的な共通語であることを知ってほしいですね。」と原田さんが話すインタビューも、ぜひおとなの人といっしょに読んでね。